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	<title>小1算数の文章問題 | わかるーと｜小中学生の「わからない」を解決する家庭学習ナビ</title>
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	<description>子供と親のための総合学習サイト。家族の「わからない」をすぐに解決！学習の悩み、気になる不思議、何でもおまかせ！</description>
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	<title>小1算数の文章問題 | わかるーと｜小中学生の「わからない」を解決する家庭学習ナビ</title>
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		<title>小1算数の文章問題で図を書かない子へ｜絵を嫌がる子が描き出すコツ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[まりえ先生｜元保育士のおうち学習アドバイザー]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 24 Jun 2026 12:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小学校1年生]]></category>
		<category><![CDATA[小１算数]]></category>
		<category><![CDATA[小1算数の文章問題]]></category>
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					<description><![CDATA[「図を描いて考えてごらん」と言っても、頑として描かない。「めんどくさい」「描けない」と嫌がって、結局あてずっぽうで答えを出してしまう……。文章題に図が有効なのは分かっていても、肝心の子どもが描いてくれないと、どうにもなり [&#8230;]]]></description>
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<p class="wp-block-paragraph">「図を描いて考えてごらん」と言っても、頑として描かない。「めんどくさい」「描けない」と嫌がって、結局あてずっぽうで答えを出してしまう……。文章題に図が有効なのは分かっていても、肝心の子どもが描いてくれないと、どうにもなりませんよね。「描けば解けるのに」と、もどかしい気持ちになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先に結論をお伝えします。<strong>図を嫌がるのは、「上手に描かなきゃ」というプレッシャーや、「面倒」「描く意味が分からない」と感じているから</strong>です。だから、「上手に描かなくていい」と伝え、「描いたら解けた」を体験させることで、子どもは少しずつ自分から描くようになります。この記事では、図を嫌がる理由を整理し、絵にするための3つの段階、描き出すための具体的なコツ、そして描いた絵を式につなげる方法まで、順番にお話しします。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">どうして「図を描いて」と言っても描かないの？</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">絵にするには「3つの段階」がある</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">まず「○や棒でいい」と、ハードルを下げる</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">親がお手本を描くときの、3つのコツ</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">「描いたら解けた！」を、ことばにする</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">描いた絵を「式」につなげる</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">「○の絵」は、テープ図・線分図の土台になる</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">想定エピソード：ママが描いたら、描き出した</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">よくある質問</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">「上手じゃなくて大丈夫」が、魔法の言葉</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">どうして「図を描いて」と言っても描かないの？</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">図を嫌がる子の心の中には、たいてい次のどれかがあります。ひとつは、「上手に描かなきゃ」と思っていること。りんごや動物をちゃんと描こうとして、面倒になり手が止まります。ふたつ目は、描く意味が分からないこと。「図にすると解ける」という実感がないので、ただの作業に感じてしまう。三つ目は、そもそも書くこと自体が負担なこと。手先がまだ不器用な小1にとって、描くのは思いのほか疲れます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、「描きなさい」と指示するだけでは動けないのです。大事なのは、ハードルをぐっと下げて、「描くと得する」と本人に実感させること。この2つがそろうと、子どもは驚くほどあっさり描き出します。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">絵にするには「3つの段階」がある</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">文章題の図は、いきなり完成形を求めると嫌がられます。次の3段階を、ゆっくり順にのぼっていくのがコツです。お子さんが今どの段階かを見てあげてください。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>段階</th><th>描き方</th><th>何が育つ</th></tr></thead><tbody><tr><td>① 数を○で描く</td><td>りんごを○で8こ、5こ描く</td><td>数を目に見える形にする</td></tr><tr><td>② 増減を表す</td><td>増えたら○を足し矢印、減ったら斜線で消す</td><td>足し算・引き算の判断</td></tr><tr><td>③ シンプルな図へ</td><td>絵をやめ、数とまとまりだけの図に</td><td>テープ図・線分図の土台</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">まずは①の「○で描く」だけで十分です。ここができれば、文章題はぐっと解きやすくなります。②③は、①に慣れてから少しずつ。最初から③のきれいな図を求めると、子どもは身構えてしまいます。一段ずつ、が鉄則です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">まず「○や棒でいい」と、ハードルを下げる</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">最初の関門は「上手に描かなきゃ」の思い込みです。ここを外してあげましょう。りんごをていねいに描く必要はありません。「りんごは○でいいよ。○を8こ描いてみよう」と、記号で十分だと伝えます。これだけで「面倒」のハードルが一気に下がります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも手が動かない子には、いきなり描かせず、まず親がお手本を見せるのが効果的。「ママが描いてみるね。りんごが○○○……5こ増えたよ」と、解く過程を見せます。子どもは「そうやればいいのか」とマネから入れます。さらに、一人で描かせるのではなく、隣で「ここに○、こっちに矢印」と一緒に手を動かすと、嫌がる子も乗ってきやすくなります。共同作業から始めるのが、遠いようでいちばんの近道です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">親がお手本を描くときの、3つのコツ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「お手本を見せる」と言っても、ただ完成した図を見せるだけでは、子どもには伝わりにくいものです。次の3つを意識すると、マネしやすいお手本になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ひとつ目は、<strong>声に出しながら描くこと</strong>。「りんごが3こ……（○を3つ）、2こもらった……（○を2つ）」と、文を読みながら手を動かす。文と絵が結びつく瞬間を、目と耳の両方で見せます。ふたつ目は、<strong>わざとゆっくり・雑に描くこと</strong>。きれいに描くと「自分には無理」と感じさせます。あえて○をいびつに描いて「ほら、これくらいでいいんだよ」と見せると、安心して真似できます。三つ目は、<strong>途中で子どもに振ること</strong>。「次の2こ、どこに描く？」と一部を任せると、見ているだけより一気に自分ごとになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">お手本のゴールは、上手な図を見せることではなく、「これなら自分にもできそう」と思わせること。完璧な図より、ツッコミどころのある図のほうが、子どもは動きやすいのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">「描いたら解けた！」を、ことばにする</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ハードルを下げたら、次は「描く意味」を体で覚えさせます。一度でも、図にしてスッと解けた経験をすると、子どもは図の威力を実感します。そのときすかさず、「ほら、絵にしたら答えが見えたね！」と、図のおかげで解けたことを言葉にしてあげてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この「描いた→解けた→嬉しい」の小さな成功体験が積み重なると、「困ったら描いてみよう」が自分の習慣になっていきます。逆に、せっかく描けても結果だけ見て「合ってるけど時間かかりすぎ」などと言うと、せっかくの意欲がしぼんでしまうので注意です。今は速さより、「描けば分かる」という安心感を育てる時期です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">描いた絵を「式」につなげる</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">絵が描けるようになったら、段階②の仕上げです。描いた絵に「動き」を足して、式に橋渡しします。増えるときは新しい○を描いて矢印で「足す」、減るときは○を斜線で消して「引く」。こうして動きを矢印や斜線で表すと、「増えたから足し算」「減ったから引き算」という立式の判断に、自然とつながります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「○が8こ、5こ増えた（矢印を描く）。だから8たす5だね」。絵と式が一本の線でつながった瞬間、文章題は「こわいもの」ではなくなります。立式そのものでつまずく場合は、<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-guessing">数字だけ見て解く子への立式の教え方</a>もあわせてどうぞ。そもそも場面が浮かばずに描けない場合は、<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-reading-skills">計算はできるのに解けない子へのイメージ力の育て方</a>が先になります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">「○の絵」は、テープ図・線分図の土台になる</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">この「○を並べて、増減を矢印で表す」描き方は、段階③として、学年が上がってから習う「テープ図」や「線分図」の土台になります。今は遊びのような○の絵でも、「数を図で考える」という習慣そのものが、これから先ずっとお子さんを助けてくれます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">無理に今テープ図を教える必要はありません。○がたくさんになって描くのが大変になってきたら、「○を全部描かなくても、長四角ひとつで&#8221;8こ&#8221;って書いてもいいよ」と、自然に簡略化を促すだけで十分。子どもが「描くのが面倒」と感じたそのときが、シンプルな図に進むサインです。あせらず、その子のペースで一段ずつ進めてください。文章題全体の進め方は<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems">文章問題が解けないのは国語力のせい？</a>へ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">想定エピソード：ママが描いたら、描き出した</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以前、「図を描きなさい」と言っても頑として描かない子に、手を焼いていたお母さんがいました。「描けば解けるのに」と言うほど、子どもは鉛筆を持つのも嫌がるようになっていったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あるとき、描かせるのをやめて、自分が描いて見せることにしたといいます。「ママが描くから見てて。りんごが○○○……」とやって解いてみせると、子どもが「ぼくにもやらせて」と興味を示した。○でいいと分かってからは、自分でも描くように。「描きなさいと命令していたときは動かなかったのに、お手本を見せたら勝手に描き出した」と、その方は笑っていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">よくある質問</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 絵を描くのに時間がかかりすぎます。</strong><br>A. 今は速さより「描けば分かる」を覚える時期なので、時間がかかってもOKです。慣れてくると自然に速くなりますし、○が多くて大変なら、長四角ひとつでまとめる簡単な図に切り替えれば短くなります。せかさず見守ってあげてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 絵が雑で、何を描いたか分かりません。</strong><br>A. 本人が分かっていれば、雑でも大丈夫です。文章題の図は、上手に描くためではなく、自分の考えを整理するためのもの。「これは何のお話？」と説明できれば十分機能しています。きれいさは求めなくて構いません。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 絵なしで解ける子には、描かせなくていいですか？</strong><br>A. 頭の中で図がイメージできているなら、無理に描かせる必要はありません。図はあくまで道具です。ただ、難しい問題で詰まったときに「描いてみる」という手札を持っておくと安心なので、その存在だけは知らせておくとよいです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. いつまで○の絵を描かせていいですか？</strong><br>A. 期限はありません。子どもが「○を全部描くのは面倒」と感じたら、それが簡単な図（テープ図など）に進むサイン。自然に簡略化していけば大丈夫です。低学年のうちは、○の絵で「数を図にする」習慣がつくことのほうが大切です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">「上手じゃなくて大丈夫」が、魔法の言葉</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">文章題で図を描かないのは、お子さんが面倒くさがりだからではなく、「上手に描かなきゃ」というプレッシャーや「描く意味が分からない」だけ。○や棒で十分だと伝え、親が一緒に描き、「描いたら解けた」を体験させれば、子どもは図の便利さに気づいて、自分から手を動かし出します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">図は、文章題を解くための心強い味方です。でも、それ以上に大切なのは、隣で一緒に○を描いてくれる人がいる安心感。今日は、文章題を前にしたら、まず「上手じゃなくて大丈夫。りんごは○でいいよ。ママも一緒に描くね」と、クレヨンを2本用意するところから始めてみてください。「描いたらできた！」の笑顔が、何よりの次への燃料になります。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>小1算数の文章問題ドリルおすすめ｜苦手克服に効く問題集の選び方</title>
		<link>https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-drill/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まりえ先生｜元保育士のおうち学習アドバイザー]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 24 Jun 2026 12:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小学校1年生]]></category>
		<category><![CDATA[小１算数]]></category>
		<category><![CDATA[小1算数の文章問題]]></category>
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					<description><![CDATA[「文章題が苦手だから、ドリルでしっかり練習させたい。でも、種類が多すぎて、どれを選べばいいの？」。本屋さんやネットで、表紙を見比べながら迷子になっていませんか。せっかく買っても続かなかったら、と思うと、なかなか決められま [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「文章題が苦手だから、ドリルでしっかり練習させたい。でも、種類が多すぎて、どれを選べばいいの？」。本屋さんやネットで、表紙を見比べながら迷子になっていませんか。せっかく買っても続かなかったら、と思うと、なかなか決められませんよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先に、いちばん大事なコツをお伝えします。<strong>文章題ドリルは「難しさ」で選ぶのではなく、「お子さんがどこでつまずいているか（原因）」に合わせて選ぶのが正解</strong>です。やみくもに難しい問題集を足すと、「わからない山」が高くなるだけで、かえって文章題嫌いを加速させてしまいます。この記事では、ドリルを選ぶ3つの基準、つまずきの原因別の選び方、買う前のかしこい試し方、そして続けさせ方まで、順番にお話しします。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">ドリルを選ぶ、3つの基準</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">つまずきの原因別・ドリルの選び方</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">「量」より「原因に合うか」が、なぜ大事なのか</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">買う前に「無料プリントで試す」のが賢い</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">1冊を「続けられる」かが、いちばんの分かれ目</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">まちがえた問題こそ、苦手克服のチャンス</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">想定エピソード：薄い1冊に変えたら、続いた</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">よくある質問</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">ドリルは「原因に合わせて、少しずつ」</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">ドリルを選ぶ、3つの基準</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">文章題ドリル選びで迷ったら、次の3つの基準で見てください。難易度やページ数より、こちらが先です。</p>



<ol class="wp-block-list">
<li><strong>つまずきの原因に合っているか</strong>：難しさではなく、「場面が浮かばない」「式が立てられない」など、わが子のつまずきに対応した作りか。</li>



<li><strong>無理なく続けられる量か</strong>：苦手な子ほど、1ページの問題数が少なく、薄いものを。分厚い問題集は、開く前に心が折れます。</li>



<li><strong>「できた」が積めるか</strong>：スモールステップで、1問でも「解けた！」を感じられる構成か。自信が、苦手克服のエンジンになります。</li>
</ol>



<p class="wp-block-paragraph">この3つを満たす1冊なら、苦手は少しずつほどけます。逆に、どれか一つでも欠けると、買っても続かないことが多いです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">つまずきの原因別・ドリルの選び方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">選ぶ基準のいちばん大事な「原因に合うか」を、もう少しくわしく見ていきます。お子さんがどのタイプかで、向くドリルが変わります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>つまずきの原因</th><th>こんな様子</th><th>向いているドリル</th></tr></thead><tbody><tr><td>場面が浮かばない</td><td>文を読んでも様子が想像できない</td><td>イラスト・絵が多く、場面を&#8221;見せて&#8221;くれるもの</td></tr><tr><td>式が立てられない</td><td>場面は分かるが＋−で迷う</td><td>立式の過程をステップでガイドするもの</td></tr><tr><td>文章題への苦手意識が強い</td><td>「文章題」と聞くだけで嫌がる</td><td>1ページの問題数が少なく、スモールステップのもの</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">場面が浮かばない子に文字ばかりのドリルを与えても、ハードルが高すぎて続きません。逆に、式で迷う子には、考える順番を導いてくれる作りが効きます。イメージ力そのものの育て方は<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-reading-skills">計算はできるのに解けない子へのイメージ力の育て方</a>、立式のコツは<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-guessing">数字だけ見て解く子への立式の教え方</a>もあわせてどうぞ。原因の見極め方は<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems">文章問題が解けないのは国語力のせい？</a>にまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、文章題に限らず、計算・思考力などドリル全体のタイプ別比較は、<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-drill-recommend">小1算数ドリルおすすめ｜タイプ別の選び方ガイド</a>でまとめています。本記事は「文章題が苦手な子の、原因別の選び方」に絞っています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">「量」より「原因に合うか」が、なぜ大事なのか</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">文章題が苦手なとき、つい「たくさん解かせれば慣れる」と思いがちですが、これはたいてい逆効果です。原因に合っていないドリルを大量にやっても、つまずきは解消しません。むしろ「こんなにやってるのにできない」と、子どもの自信を削ってしまいます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、場面が浮かばないことが原因の子に、文字だけの問題を100問解かせても、浮かばないものは浮かびません。必要なのは量ではなく、絵で場面を見せてくれる&#8221;合う&#8221;1冊。原因に合えば、少ない問題数でもつまずきはほどけていきます。分厚い1冊を端から解かせるより、薄くても合う1冊を選ぶ。これが遠回りに見えて、いちばんの近道です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">買う前に「無料プリントで試す」のが賢い</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「どれが合うか分からない」なら、いきなり買わず、無料の文章題プリントを1〜2枚刷って試すのが賢い方法です。インターネットには、無料で使える小1の文章題プリントがたくさんあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">これでお子さんが「これならできそう」と感じたレベルや、つまずく場所が分かれば、ドリル選びの失敗がぐっと減ります。高い問題集を買って、一度も開かれずに終わる。そんなもったいないことを防げます。「無料プリントで反応を見る → 合いそうなタイプのドリルを1冊買う」。この順番なら、ムダ買いがなくなります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">1冊を「続けられる」かが、いちばんの分かれ目</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">どんなに良いドリルも、続かなければ意味がありません。苦手な子ほど、最初のハードルは低く、低く設定してあげてください。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>1日1〜2問でいい</strong>：量より「毎日少し」。文章題への抵抗をまず減らすのが先決です。</li>



<li><strong>丸つけは&#8221;過程&#8221;を褒める</strong>：正解かどうかより、「お話をイメージできたね」「式が書けたね」と、できた段階を認めます。</li>



<li><strong>できない日は無理しない</strong>：「やらない日があっても大丈夫」。気楽さが、長続きの秘訣です。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">「1冊終わった」という達成感は、苦手な子にとって大きな自信になります。だからこそ、薄くても、簡単でも、最後までやりきれる1冊を選んであげてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">まちがえた問題こそ、苦手克服のチャンス</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ドリルでいちばん大事なのは、実は「まちがえた問題のあつかい方」です。ここを変えるだけで、同じドリルが何倍も効きます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">やりがちなのは、バツをつけて終わり、あるいは「もう一回やり直し」とだけ言うこと。でも、なぜ間違えたのかが分からないままやり直しても、また同じところでつまずきます。おすすめは、まちがえた問題を「どこで詰まったか」で仕分けすること。「お話は分かってたけど式をまちがえた」のか、「そもそも場面が浮かんでいなかった」のか。前者なら立式の練習、後者なら絵にする練習、と次の一手が変わります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そして、まちがえても決して責めないこと。「ここが分かれば、もっと解けるようになるね」と、まちがいを&#8221;伸びしろ&#8221;として扱います。まちがえた問題は、その子の弱点をピンポイントで教えてくれる宝物。全部の問題を解くより、まちがえた数問をていねいに振り返るほうが、苦手克服にはずっと効きます。ドリルは「解く量」より「まちがいの活かし方」だと覚えておいてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">想定エピソード：薄い1冊に変えたら、続いた</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以前、文章題が苦手なわが子のために、評判のいい分厚い問題集を買ったお母さんがいました。でも、子どもは最初の数ページで「もうやだ」と投げ出し、本棚にしまわれたまま。「やる気がない」と悩んでいたそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あるとき、無料プリントで反応を見て、絵が多くて1ページ数問の薄いドリルに変えてみたといいます。すると「これならできる」と毎日続くように。1冊やりきれたことが自信になり、「次のもやる」と言い出した。「合わない厚い1冊より、合う薄い1冊だったんだ」と、その方は気づいたそうです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">よくある質問</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 文章題ドリルは、何冊くらい用意すればいいですか？</strong><br>A. まずは「合う1冊」を最後までやりきるのが基本です。何冊も並行すると、どれも中途半端になりがち。1冊終えて自信がついてから、次のレベルへ進むほうが、苦手な子には合っています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 学校のドリルや教科書だけでは足りませんか？</strong><br>A. それで足りる子もいます。学校の文章題でつまずいていないなら、無理に買い足す必要はありません。買うのは「学校のものだと難しすぎる・少なすぎる」と感じたときで十分です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 紙のドリルと、タブレット教材ではどちらがいいですか？</strong><br>A. 場面をアニメで見せてくれるタブレット教材は、イメージが苦手な子と相性がいいです。一方、じっくり書いて考えたい子には紙が向きます。お子さんの食いつきで選ぶのがいちばんで、無料体験で反応を見ると失敗しません。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. いつまでに苦手を克服できますか？</strong><br>A. 期限を決めると、親も子も苦しくなります。文章題は積み重ねでゆっくり伸びる分野。「できる問題が少しずつ増えているか」を、月単位で見てあげてください。焦らず続けることが、結局いちばんの近道です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">ドリルは「原因に合わせて、少しずつ」</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">文章題ドリル選びで失敗しないコツは、難しさや量ではなく、お子さんのつまずきの原因に合った1冊を選び、1日少しずつ「できた」を積むことです。原因に合うドリルなら、苦手は少しずつほどけていきます。焦って難問を足すより、「これならできる」を増やしてあげてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どのタイプが合うか手軽に試したいなら、場面をイラストで見せながら無理なく進められる、文章題・思考力に特化した通信教材で、お子さんの反応を見てみるのも良い方法です。でも、新しいドリルを買い足す前に、まずはこの問いから。今日は「うちの子は&#8221;イメージ&#8221;と&#8221;立式&#8221;、どっちで詰まってるかな？」と、お子さんの様子を見てあげることから始めてみてください。原因が見えた瞬間、ドリル選びはもう迷いません。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>小1算数の文章問題で数字だけ見て適当に解く子へ｜立式の教え方</title>
		<link>https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-guessing/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まりえ先生｜元保育士のおうち学習アドバイザー]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 24 Jun 2026 12:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小学校1年生]]></category>
		<category><![CDATA[小１算数]]></category>
		<category><![CDATA[小1算数の文章問題]]></category>
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					<description><![CDATA[問題文をろくに読まず、出てきた数字をとりあえず足したり引いたり。「ちゃんと読みなさい！」と言っても、また数字に飛びつく……。そんな&#8221;適当解き&#8221;に、頭を抱えていませんか。何度直しても繰り返されると、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">問題文をろくに読まず、出てきた数字をとりあえず足したり引いたり。「ちゃんと読みなさい！」と言っても、また数字に飛びつく……。そんな&#8221;適当解き&#8221;に、頭を抱えていませんか。何度直しても繰り返されると、こちらもため息が出てしまいますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先に結論をお伝えします。<strong>数字だけ見て適当に解くのは、「お話の場面より先に、早く答えを出したい」と急いでしまうから</strong>です。サボっているわけでも、いい加減なわけでもありません。「どう考えればいいか」の順番が、まだ身についていないだけ。必要なのは、「数字を見る前に、お話の&#8221;動き&#8221;を見る」という順番です。この記事では、適当解きの理由を整理し、足し算・引き算を見分ける3つのステップ、合図の言葉の地図、そして引っかけ問題への備えまで、順番にお話しします。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">どうして、数字だけ見て解いてしまうの？</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">足し算か引き算かを見分ける、3つのステップ</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">例題でやってみよう：3ステップの流れ</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">足し算・引き算の「合図ワード地図」</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">合図の言葉に「頼りすぎない」のがコツ</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">「式を声に出す」と、適当解きが止まる</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">「数字に飛びつく」以外の、立式でつまずく2タイプ</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">想定エピソード：「どっちに動いた？」が口ぐせになるまで</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">よくある質問</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">「どっちに動いた？」が口ぐせになれば大丈夫</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">どうして、数字だけ見て解いてしまうの？</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">理由はとてもシンプルで、「早く終わらせたい」「文を読むのが面倒」だからです。文章題は、文を読んで、場面を思い浮かべて……と手間がかかります。その手間を飛ばして、いちばん目立つ「数字」にパッと飛びついてしまうのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまりこれは、能力ではなく&#8221;考える順番&#8221;の問題。「数字を見る前に、お話の動きを見る」という順番が身につけば、適当解きは自然と減っていきます。なお、そもそも場面を思い浮かべるのが苦手な場合は、先に<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-reading-skills">計算はできるのに解けない子へのイメージ力の育て方</a>を読むと、土台から整います。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">足し算か引き算かを見分ける、3つのステップ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">立式は、次の3ステップで考えると、適当解きが直っていきます。順番が大事です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>ステップ</th><th>やること</th><th>声かけの例</th></tr></thead><tbody><tr><td>① 動きを見る</td><td>お話が増えたか減ったかをつかむ</td><td>「りんごさん、増えた？減った？」</td></tr><tr><td>② 合図を確かめる</td><td>動きを表す言葉で裏づける</td><td>「&#8221;のこり&#8221;って書いてあるね」</td></tr><tr><td>③ 式を声に出す</td><td>書く前に式を口で言う</td><td>「8ひく5、なんで引き算？」</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">ポイントは、<strong>数字から始めないこと</strong>。①の「動き」から入るだけで、子どもの目線が数字からお話へ移ります。増えたなら足し算、減ったなら引き算。「もらった」「来た」なら増える、「食べた」「あげた」なら減る。お話の動きさえつかめれば、+か−かは半分わかったようなものです。数字を計算するのは、その後で十分です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">例題でやってみよう：3ステップの流れ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">言葉だけだとイメージしづらいので、実際の問題で3ステップをたどってみます。「こうえんに こどもが 6にん いました。3にん かえりました。いま なんにん？」という問題で考えてみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">まず①動きを見ます。「子どもは増えた？減った？」と聞くと、「帰ったから減った」。この時点で、もう引き算だと見当がつきます。次に②合図を確かめます。「&#8221;かえりました&#8221;って書いてあるね、これは減る合図だね」と裏づける。最後に③式を声に出します。「6ひく3、なんで引き算だっけ？」「帰って減ったから！」。ここまで言えたら、あとは計算するだけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この流れを、最初は親が一緒に声に出してあげてください。何度か繰り返すうちに、子どもは自分の中で同じ順番をたどれるようになります。大事なのは、答えが合っているかより、「①②③の順番でたどれたか」。順番さえ身につけば、初めて見る問題にも対応できるようになります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">足し算・引き算の「合図ワード地図」</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">②の合図を探すときに役立つよう、よく出てくる言葉を整理しておきます。お子さんと「宝探し」のように探すと、楽しく身につきます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th></th><th>合図の言葉</th><th>お話の動き</th></tr></thead><tbody><tr><td>たし算</td><td>もらった・ふえた・あわせて・ぜんぶで・きた</td><td>増える・合わさる</td></tr><tr><td>ひき算</td><td>たべた・あげた・のこりは・ちがいは・かえった</td><td>減る・差をみる</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「&#8221;のこり&#8221;って言葉があるね。これは引き算の合図だよ」と、一緒に丸をつけていくと、文をちゃんと見る習慣がつきます。ただし、この地図には大事な注意があります。次でお話しする「引っかけ」に気をつけてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">合図の言葉に「頼りすぎない」のがコツ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">合図ワードは便利ですが、それ&#8221;だけ&#8221;に頼らせると、引っかけ問題でつまずきます。合図の言葉がない問題や、足し算の言葉が入っているのに答えは引き算、ということがあるからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、「あめが7こありました。ともだちに4こ&#8221;あげました&#8221;。あわせて何こになった？」。「あわせて」という足し算の合図につられて7＋4としてしまう子がいますが、お話は&#8221;あげて減っている&#8221;ので、本当は引き算です。だからこそ、言葉はあくまでヒント。必ず①の「お話はどっちに動いた？」とセットで使うのが、間違えないコツです。「合図の言葉」と「動き」、この両輪で見られるようになると、立式はぐっと安定します。引っかけにあえて触れておくと、「言葉だけで決めると、ひっかかるよ」と子ども自身が用心するようになります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">「式を声に出す」と、適当解きが止まる</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">数字に飛びつく子には、「答えを書く前に、まず式を声に出す」というルールを作るのが効きます。「8たす5、なんで足し算？」と一度立ち止まらせるだけで、考えずに書く癖がやわらぎます。理由を言えたら大成功。理由がうまく言えないときは、まだ場面がつかめていないサインなので、①の動きに戻ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも迷うときは、無理に式から考えず、絵や図で場面を整理するのが近道です。とはいえ図を描くのを嫌がる子も多いので、その導き方は<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-drawing">図を書かない子が描き出すコツ</a>で紹介しています。文章題全体の進め方は<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems">文章問題が解けないのは国語力のせい？</a>もどうぞ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">「数字に飛びつく」以外の、立式でつまずく2タイプ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">立式でつまずく子は、数字に飛びつくタイプだけではありません。タイプによって手当てが少し変わるので、お子さんがどれに近いか見てみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ひとつは、<strong>合図の言葉に頼りすぎるタイプ</strong>。「あわせて」を見たら何でも足す、というように、言葉に反応して機械的に式を作ってしまう子です。この子には、引っかけ問題をあえて見せて、「言葉だけだと、ひっかかるね」と体験させるのが効きます。動きを確かめる習慣が、お守りになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もうひとつは、<strong>お話の動きそのものが読めないタイプ</strong>。増えたのか減ったのかが、そもそもピンとこない子です。この場合は立式の前の段階でつまずいているので、おはじきや絵でお話を再現して、「増える・減る」を目で見て体感させるところから。場面をイメージする力の育て方は、<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-reading-skills">計算はできるのに解けない子へのイメージ力の育て方</a>にまとめています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どのタイプも、叱って直るものではありません。つまずいている場所を見つけて、そこにだけ手を添えてあげてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">想定エピソード：「どっちに動いた？」が口ぐせになるまで</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以前、文章題で数字だけ見て適当に足してしまう子に、「ちゃんと読みなさい」と毎回言っていたお母さんがいました。でも、言われた直後はがんばっても、すぐにまた数字に飛びついてしまう。その繰り返しだったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あるとき、叱るのをやめて、問題を解く前に必ず「りんごさん、増えた？減った？」と一緒に確かめるようにしたといいます。最初は親が毎回聞いていましたが、しばらくすると、子どもが自分から「これは……減ったから引き算だ」とつぶやくように。「考える順番を渡しただけで、適当解きが止まった」と、その方は話していました。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">よくある質問</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 合図の言葉を一覧で覚えさせれば、解けるようになりますか？</strong><br>A. 入り口としては有効ですが、丸暗記だけだと引っかけ問題で崩れます。「あわせて」が出ても引き算のことがあるからです。言葉は必ず「お話がどっちに動いたか」とセットで。最終的には、場面を見て自分で判断できることを目指します。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 足し算の言葉と引き算の言葉が、両方入っていて混乱します。</strong><br>A. その場合こそ、言葉ではなく「動き」で決めます。お話全体で、最後にものが増えたのか減ったのかを確かめてください。途中の言葉に惑わされず、「結局どうなった？」と問いかけると、正しい式が見えてきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 何度教えても、また数字に飛びつきます。</strong><br>A. すぐには直りません。「式を声に出してから書く」ルールを根気よく続けると、少しずつ立ち止まれるようになります。間違えても責めず、「お話はどっちに動いた？」と毎回同じ問いを返すのが、いちばんの近道です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 答えさえ合っていれば、考え方は適当でもいいのでは？</strong><br>A. 今は合っていても、適当解きはひねった問題で必ず崩れます。逆に、考える順番が身についていれば、難しくなっても対応できます。今のうちに「動きを見る」習慣をつけておくことが、先々ずっと効いてきます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">「どっちに動いた？」が口ぐせになれば大丈夫</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">数字だけ見て適当に解くのは、お子さんがいい加減なのではなく、「考える順番」がまだ身についていないだけです。「数字に飛びつく前に、お話が増えたか減ったかを見る」。この順番と、合図の言葉を動きとセットで使う習慣が身につけば、立式は驚くほど安定していきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今日まちがえても、それは「自分の考え方を見直すチャンス」。責める代わりに、「数字さんを見る前に、お話はどっちに動いたか見てみよう。増えた？ 減った？」と、一緒に確かめてみてください。最初は親が問いかけていた「どっちに動いた？」が、やがてお子さん自身の口ぐせになったとき、適当解きはもう卒業です。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>小1算数の文章問題、計算はできるのに解けない｜国語力ではなくイメージ力</title>
		<link>https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-reading-skills/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まりえ先生｜元保育士のおうち学習アドバイザー]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 24 Jun 2026 12:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小学校1年生]]></category>
		<category><![CDATA[小１算数]]></category>
		<category><![CDATA[小1算数の文章問題]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://sf-learning.com/?p=199</guid>

					<description><![CDATA[「8+5」のような計算はスラスラできるのに、「りんごが8こ、5こもらったら？」という文章題になると、急に固まってしまう。「計算できるのに、なんで？」と、不思議で、少しもどかしいですよね。そして、つい「ちゃんと読みなさい」 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「8+5」のような計算はスラスラできるのに、「りんごが8こ、5こもらったら？」という文章題になると、急に固まってしまう。「計算できるのに、なんで？」と、不思議で、少しもどかしいですよね。そして、つい「ちゃんと読みなさい」と言ってしまって、子どもの表情がくもる。そんな場面に、心当たりはありませんか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先に結論をお伝えします。<strong>計算はできるのに文章題が解けないのは、「文を読んで、その場面を頭に思い浮かべる力（イメージ力）」がまだ育っていないから</strong>です。これは、難しい言葉をたくさん知っているかどうか、という意味での国語力とは違います。大切なのは、お話を&#8221;絵&#8221;のように思い描けるかどうか。そして実は、文章題の「読む」は、ひとつの力ではなく3つの力に分かれています。この記事では、その3つの力を整理したうえで、イメージ力を遊びで育てる方法、ちゃんと読めているかの確かめ方まで、順番にお話しします。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">文章題の「読む」は、3つの力でできている</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">どうして「場面を思い浮かべる力」がいるの？</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">お話を「絵」にできる子に育てる</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">そもそも「字を追う」だけで疲れてしまう子には</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">見落とされがちな「問われ方を聞き取る」力</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">「ちゃんとイメージできているか」を確かめるには</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">「足すの？引くの？」で迷うのは、次の段階</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">想定エピソード：「お話して」で変わった日</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">よくある質問</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">「絵にする力」は、遊びの中で育つ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">文章題の「読む」は、3つの力でできている</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">「ちゃんと読みなさい」と言いたくなりますが、文章題を「読む」には、実は3つの違う力が必要です。お子さんがどこでつまずいているかで、手の打ち方が変わります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>読む力</th><th>やること</th><th>つまずきのサイン</th></tr></thead><tbody><tr><td>① 字を追う</td><td>文字をすらすら読む</td><td>一文字ずつ拾い読み・読むだけで疲れる</td></tr><tr><td>② 場面を思い浮かべる</td><td>お話を頭の中で絵にする</td><td>読めるのに「どういうこと？」となる</td></tr><tr><td>③ 問われ方を聞き取る</td><td>何を聞かれているか分かる</td><td>「ぜんぶで？のこり？」を取り違える</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">計算ができる子が文章題でつまずく場合、①の「字を追う」はできていることがほとんどです。詰まっているのは、たいてい②の「場面を思い浮かべる」か、③の「問われ方を聞き取る」。つまり、必要なのは難しい漢字や語彙ではなく、お話を絵にする力と、最後の問いに気づく力なのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">どうして「場面を思い浮かべる力」がいるの？</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">文章題を解くとき、できる子の頭の中ではこんなことが起きています。「りんごが8こ、5こもらった」を読むと、頭の中に&#8221;りんごが8個あって、そこに5個増える様子&#8221;が浮かぶ。だから「増えるから足し算だ」と分かり、8+5にたどり着く。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまり、文字を「絵」に変換できて初めて、足すのか引くのかが見えてくるのです。計算する力があっても、この&#8221;絵にする&#8221;ステップを飛ばすと、式そのものが立てられません。だから「計算はできるのに文章題はできない」が起こります。これは能力の問題ではなく、まだ伸びていない別の力、というだけのこと。叱る必要はまったくありません。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">お話を「絵」にできる子に育てる</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">イメージ力（②の力）は、特別な教材がなくても、毎日の中で楽しく育てられます。お子さんの好きそうなものから、ひとつ試してみてください。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>問題文を一緒に絵にする</strong>：「どんな様子か、一緒に描いてみよう」と、りんごやあめを描きます。下手な絵でまったく構いません。文字を絵に置き換える、その作業そのものが力になります。</li>



<li><strong>おはじきや実物で再現する</strong>：絵が苦手な子向き。「りんごが8個ね（おはじきを8個並べる）。5個もらったよ（5個足す）。さて何個？」と、お話のとおりに手を動かすと、増える・減るが目の前で見えて、場面がストンと入ります。</li>



<li><strong>短いお話を聞いて絵にする遊び</strong>：「うさぎが3びき、2ひき来ました」を聞いて絵を描くだけ。文を場面に変える力がつきます。</li>



<li><strong>生活の場面で口頭出題</strong>：おやつや買い物で「クッキーが6まい、2まい食べたら何まい残る？」と出すと、文章題が&#8221;自分ごと&#8221;になり、ぐっとイメージしやすくなります。</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">机に向かわせる必要はありません。むしろ、遊びや暮らしの中でのほうが、子どもは身構えずに力をつけます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">そもそも「字を追う」だけで疲れてしまう子には</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">少数ですが、①の「字を追う」段階で力を使い切ってしまう子もいます。一文字ずつ拾い読みするのに精いっぱいで、読み終わるころには、最初に何が書いてあったか頭に残っていない。これでは、場面を思い浮かべる余力が残りません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなときは、<strong>親が問題文を読んであげて大丈夫</strong>です。「自分で読ませなきゃ」と思いがちですが、文章題で育てたいのは&#8221;読む力&#8221;ではなく&#8221;場面をイメージして式にする力&#8221;。読む負担を親が肩代わりすれば、子どもはイメージのほうに集中できます。読むこと自体がいつも大変そうなら、それは文章題とは別に、ゆっくり音読に慣れていけば十分。算数の時間に読みの練習まで背負わせない、と切り分けてあげてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">見落とされがちな「問われ方を聞き取る」力</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">意外と多いのが、③の「問われ方を聞き取る」でのつまずきです。場面は浮かんでいるのに、最後の「ぜんぶでなんこ？」「のこりはなんこ？」を読み飛ばして、なんとなく数字を足してしまう。これは読む力の最後のピースです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">効くのは、<strong>問いの文だけを指さして、もう一度読ませること</strong>。「で、聞かれているのは何だっけ？」と、最後のひと文に注目させます。問題文に「ぜんぶで」「のこりは」といった言葉に丸をつける習慣も有効です。場面を思い浮かべる力と、問いを聞き取る力。この2つがそろうと、文章題はぐっと解きやすくなります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">「ちゃんとイメージできているか」を確かめるには</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">お子さんが本当に場面を思い描けているかは、「どんなお話だった？ことばで教えて」と説明させてみると分かります。「りんごがね、8個あって、5個もらったの」と自分の言葉で言えれば、イメージはできています。逆に、数字だけ並べて答えに飛ぼうとするなら、まだ場面が浮かんでいないサインです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">確かめるときのコツは、正解かどうかを試すのではなく、「お話を教えてくれてありがとう、よく分かったよ」と、説明できたこと自体を喜ぶこと。「話す→絵が浮かぶ→式になる」という順番が、子どもの中で自然につながっていきます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">「足すの？引くの？」で迷うのは、次の段階</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここまでで場面をイメージできるようになっても、「で、足すの？引くの？」と立式で迷う子もいます。それは、また別のつまずきポイント。+か−かの判断・立式のコツは、<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-guessing">数字だけ見て解く子への立式の教え方</a>でくわしく解説しています。場面が浮かんでも絵にするのを嫌がる子には、<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-drawing">絵を嫌がる子が描き出すコツ</a>も役立ちます。まずは「場面をイメージする」ここから、一段ずついきましょう。文章題全体の進め方は<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems">文章問題が解けないのは国語力のせい？</a>もあわせてどうぞ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">想定エピソード：「お話して」で変わった日</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以前、計算は得意なのに文章題で固まる子に、「もっとちゃんと読んで」と何度も言っていたお母さんがいました。でも、言えば言うほど子どもは文章題をいやがるようになっていったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あるとき、読ませる代わりに「どんなお話だった？ママに教えて」と聞いてみたといいます。すると子どもは「えっとね、りんごが8個あって……」と話し始め、話しているうちに「あ、増えるから足すんだ」と自分で気づいた。「読めていなかったんじゃなくて、頭の中で絵にできていなかっただけだった」と分かってからは、まず口でお話させることで、文章題への苦手意識がほどけていったそうです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">よくある質問</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 音読はスラスラできるのに、文章題が解けません。</strong><br>A. それは「字を追う力」はあるけれど、「場面を思い浮かべる力」がまだ育っていないサインです。読む練習を増やすより、おはじきや絵で場面を再現する遊びのほうが効きます。読めることと、イメージできることは別の力なのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 国語の読解ドリルをやらせれば、文章題も解けますか？</strong><br>A. 直接はつながりにくいです。国語の読解は長文の理解、算数の文章題は「短い場面を数に翻訳する力」。鍛える場所が違います。文章題には、絵にする・実物で再現する練習のほうが近道です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 場面は分かっているのに、答えがずれます。</strong><br>A. 「問われ方を聞き取る力」でつまずいている可能性があります。最後のひと文「ぜんぶで？のこり？」を一緒に指さして読み直してみてください。問いを取り違えているだけなら、そこを意識するだけで正解が増えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 親が一緒に絵を描くのを、面倒がります。</strong><br>A. 無理に描かせず、まずは親が描いて見せるだけでOKです。「ママが描くから、合ってるか見てて」と役割を逆にすると、抵抗が減ります。実物（おやつやおはじき）で再現するほうが乗ってくる子も多いので、その子に合う方法で大丈夫です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">「絵にする力」は、遊びの中で育つ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">計算ができるのに文章題で固まるのは、お子さんが「文を場面に変換する」という、算数ならではのステップでつまずいているだけ。難しい言葉を覚えさせる必要はありません。必要なのは、お話を絵のように思い描く&#8221;イメージ力&#8221;と、最後の問いを聞き取る力。そしてそれは、絵を描いたり、おはじきで再現したり、生活の中でお話を出したりする遊びの中でこそ、いちばんよく育ちます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">今日「計算はできるのに」とため息が出たら、それは裏を返せば「計算という土台はもうできている」という証拠です。あとは絵にする一歩だけ。まずは、「どんなお話か、ママに教えて」とお子さんに聞いてみるところから始めてみてください。「あ、こういうことか！」とひらめく顔は、すぐそこまで来ています。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>小1算数の文章問題の教え方でイライラ｜泣かせずに伝える親の関わり方</title>
		<link>https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-teaching-stress/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[まりえ先生｜元保育士のおうち学習アドバイザー]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 24 Jun 2026 12:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[小学校1年生]]></category>
		<category><![CDATA[小１算数]]></category>
		<category><![CDATA[小1算数の文章問題]]></category>
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					<description><![CDATA[計算ならサッと教えられるのに、文章題になると、教えるこちらが何だかイライラしてくる。「だから、よく読みなさいって！」とつい強く言って、子どもは泣き出す……。文章題の時間が、毎回しんどくなっていませんか。やさしく教えたいの [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">計算ならサッと教えられるのに、文章題になると、教えるこちらが何だかイライラしてくる。「だから、よく読みなさいって！」とつい強く言って、子どもは泣き出す……。文章題の時間が、毎回しんどくなっていませんか。やさしく教えたいのに、なぜか文章題だと続かない。その消耗、よく分かります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">先にお伝えしたいのは、<strong>文章題で特にイライラしやすいのには、はっきりした理由がある</strong>ということ。文章題は「読む→イメージする→式にする→計算する」と考える段階が多く、&#8221;どこで詰まっているのか&#8221;が大人にも見えにくいのです。だから「全部できない」ように見えて、つい焦ってしまう。子どもがダメなのでも、あなたが短気なのでもありません。この記事では、文章題ならではの教えにくさをほどき、詰まりの場所の見極め方、答えを言わずに導く「ヒントの階段」、そして文章題と親自身の感情を切り分ける考え方まで、順番にお話しします。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-10" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-10">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">どうして「文章題」は、特に教えるとイライラするの？</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">まず「どこで詰まっているか」を見極める</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">答えを言わずに導く「ヒントの階段」</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">「一段ずつ」「プロセスを褒める」「答えを待つ」</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">やりがちだけど、逆効果な教え方</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">「文章題の教えにくさ」と「親の感情」は分けて考える</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">想定エピソード：全部教えるのを、やめた日</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">よくある質問</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">「どこまで分かった？」が、親子を救う</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">どうして「文章題」は、特に教えるとイライラするの？</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">計算は「やること」が一つですが、文章題はいくつもの段階を一人でたどります。文を読む → 場面をイメージする → 足すか引くか決める → 式を書く → 計算する。このどこか一つでも詰まると、答えにはたどり着けません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">でも、親には「どの段階で止まっているか」が見えにくいので、「何も分かっていない」と感じて焦ってしまう。これが、文章題特有のイライラの正体です。逆に言えば、「どこで詰まっているか」さえ見えれば、教え直すのは一段だけで済み、イライラはぐっと減ります。「全部できない」のではなく、「どこか一段で止まっているだけ」。この見方の切り替えが、最初の一歩です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">まず「どこで詰まっているか」を見極める</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">イライラを減らす最大のコツは、つまずきの&#8221;場所&#8221;を特定すること。最初から全部を教え直そうとするから、苦しくなるのです。次のように、段階を一つずつ確認してみてください。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>「お話、どんな様子だった？」（読む・イメージできている？）</li>



<li>「足すお話かな、引くお話かな？」（立式で迷っている？）</li>



<li>「式は書けた？じゃあ計算してみよう」（計算でつまずいている？）</li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph">すると、「実は場面はイメージできていて、立式だけ分かっていない」など、本当の課題が見えてきます。場面理解そのものでつまずいているなら<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-reading-skills">計算はできるのに解けない子へのイメージ力の育て方</a>、立式で迷うなら<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems-guessing">数字だけ見て解く子への立式の教え方</a>というように、的を絞って手を打てます。一段に絞れた時点で、教える側の負担は半分以下になります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">答えを言わずに導く「ヒントの階段」</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">文章題で親がいちばんやりがちなのが、もどかしくて答えや式を先に言ってしまうこと。でもそれでは、子どもが自分で考える機会が奪われます。とはいえ「自分で考えなさい」と突き放すのも酷。そこで役立つのが、ヒントを少しずつ小出しにする「ヒントの階段」です。下の段から順に出し、解けたらそこで止めます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><thead><tr><th>段</th><th>かける言葉</th><th>ねらい</th></tr></thead><tbody><tr><td>1段目</td><td>「もう一回、ゆっくり読んでみよう」</td><td>読み飛ばしを拾う</td></tr><tr><td>2段目</td><td>「どんなお話だった？教えて」</td><td>場面をイメージさせる</td></tr><tr><td>3段目</td><td>「絵にしてみようか」</td><td>場面を見える化する</td></tr><tr><td>4段目</td><td>「お話、増えた？減った？」</td><td>立式のヒントを出す</td></tr><tr><td>5段目</td><td>「じゃあ一緒に式にしてみよう」</td><td>最後だけ一緒に</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">ポイントは、<strong>いきなり最上段（答え）から渡さないこと</strong>。1段目で解ければ、それがいちばん力になります。下の段で解けたら、すかさず「自分で気づけたね」と認める。これを続けると、子どもは「困ったらこの順番で考えればいいんだ」と、自分の中にヒントの階段を持つようになります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">「一段ずつ」「プロセスを褒める」「答えを待つ」</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ヒントの階段とあわせて、関わり方を3つだけ変えてみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ひとつめは、一度に全部を求めないこと。「読んで、考えて、式にして！」と一気に言うと、子どもはパンクします。今日は「お話を絵にする」だけ、と一段に絞る。小さく区切るだけで、親子双方がラクになります。ふたつめは、答えでなく&#8221;プロセス&#8221;を褒めること。正解できなくても、「お話をちゃんとイメージできたね」「足し算だって気づけたね」と、途中のできた段階を認めます。みっつめは、答えを先に言わず、待つこと。「どう思う？」と問いかけて、ゆっくり5秒待つ。この沈黙が、子どもが自分で考える力を育てます。待つのは、教えるより難しい。でも、いちばん効きます。頭の中で「1、2、3、4、5」と数えるくらいの気持ちで、ぐっとこらえてみてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc5">やりがちだけど、逆効果な教え方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">良かれと思ってやりがちな、文章題ならではのNGもあります。ひとつは、「ちゃんと読みなさい」とだけ言うこと。子どもは「ちゃんと」が何かが分からないので、責められたとしか感じません。「どこで止まったか一緒に見よう」と具体的に。もうひとつは、解き方を毎回先回りして教えること。「こうやって、こう」と手順を渡し続けると、自分で考えない子になります。そして、できない量に注目すること。「まだこれだけ？」より、「ここまでできたね」と、できた分に光を当てるほうが、子どもは前に進めます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">「文章題の教えにくさ」と「親の感情」は分けて考える</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここまでは文章題特有の教えにくさへの向き合い方ですが、文章題に限らず「つい怒鳴ってしまう」「カッとなって手が出そうになる」といった、教える場面全般の感情のコントロールは、また別のテーマです。文章題のやり方を工夫しても、自分の怒りが止められなくてつらい、というときは、そちらを切り分けて手当てするのが近道。教える場面全般の怒り・イライラとの付き合い方は、<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-teaching-anger">怒鳴ってしまうときの対処法</a>にくわしくまとめています。文章題全体の進め方は<a href="https://sf-learning.com/math-grade1-word-problems">文章問題が解けないのは国語力のせい？</a>もどうぞ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">想定エピソード：全部教えるのを、やめた日</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以前、文章題を教えるたびにイライラして、子どもを泣かせてしまうことに悩んでいたお母さんがいました。「読んで、考えて、式にして」と一度に求めては、できないわが子に焦り、声が大きくなる。その繰り返しだったそうです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">あるとき、全部を一度に教えるのをやめて、「どこまで分かった？」と一段ずつ確認するようにしたといいます。すると「お話は分かってる、でも足すか引くかで迷ってる」と判明。つまずきは一段だけで、あとはできていた。「全部できないと思っていたのは、私の勘違いだった」と気づいてからは、的を絞って声をかけられるようになり、泣かせる回数がぐっと減ったそうです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">よくある質問</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 「どこで詰まった？」と聞いても、子どもが答えられません。</strong><br>A. うまく言葉にできない子も多いです。その場合は親が「お話は分かる？」「足すか引くか分かる？」と、選びやすい形で順に聞いてあげてください。どこでうなずき、どこで止まるかで、つまずきの場所が見えてきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 待っていると、子どもがふざけたり集中が切れたりします。</strong><br>A. 長く待ちすぎると逆効果なこともあります。5秒ほど待って反応がなければ、ヒントの階段を1段おろしてあげてください。「待つ」と「ヒントを出す」を交互に。沈黙で固まらせ続けないのがコツです。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 結局、答えを教えてしまうことが多いです。</strong><br>A. もどかしさからつい、はよくあることです。完全にやめなくて大丈夫。「最後の一歩だけ一緒にやる」と決めて、そこまでは待つ。少しずつ、待てる範囲を広げていけば十分です。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 教えていると、どうしても自分がイライラして止まりません。</strong><br>A. それは文章題の教え方というより、感情のコントロールのテーマです。無理に一人で抑え込まず、怒りそのものへの対処法を別に持っておくと楽になります。つらいときは、教える役を教材に預ける選択もあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>Q. 下の子もいて、ゆっくり待ったりヒントを出したりする余裕がありません。</strong><br>A. その状況で毎回じっくり伴走するのは、誰でも難しいです。全部を完璧にやろうとせず、「今日はヒントの2段目まで」と決めるだけでも十分。余裕がない日は、段階を踏んで教えてくれる教材に任せ、あなたは「がんばったね」と声をかける役に回ってOKです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">「どこまで分かった？」が、親子を救う</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">文章題の教え方でイライラするのは、考える段階が多く、つまずきの場所が見えにくいから。だからこそ、「どこで止まっているか」を一段ずつ見極め、一度に求めず、ヒントは階段のように小出しにして、できた段階を褒める。これだけで、教える側の焦りはふっと和らぎます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">毎回しんどいときは、段階を踏んで文章題を教えてくれる教材に任せるのも、立派な選択です。親が全部抱えなくていいのです。でも、お子さんにとっていちばん安心なのは、間違えても「どこまで分かったか、一緒に見てみようね」と言ってくれる人がそばにいること。今日、文章題で詰まったら、責める代わりにこの一言を。「だいじょうぶ。どこまで分かったか、ママと一緒に見てみよう」。その一言が、毎晩のバトルを、少しずつ穏やかな時間に変えていきます。</p>
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