最近に限った話ではない
かもしれませんが、
「間違えたくない」という
気持ちがとても強い子が
年々増えています。
なぜ間違えることを恐れるか
大きな理由の一つに
大人など周囲の人間の問題が
あるでしょう。
間違えた、
自分だけ正しいことを知らなかった。
そんな時に周りから笑われたり、
「そんなこともわからないの?」みたいな
ことを言われたりすると
トラウマになることがあります。
もう絶対間違えない、と
とにかく正しいことを求めて
しまいたくなります。
極端な生徒さんになると、
正しい答えしかノートに書かないって
言う子もいるみたいです。
解決法
私が心がけているのは、
問題をやらせていて、
正しい答えでも違う答えでも
同じ反応をしたり、
前向きな反応をしたりすること。
たとえば答えの正誤にかかわらず
「なんでそうわかったの?」って
生徒さんに聞くようにしています。
あるいは誤答に対し、
「それもいいけど、
もっといい答えがあるんじゃない?」って
アドバイスする、とか。
少しでも安心して生徒さんが
学習に取り組めるよう、
配慮するようにしています。