成績で志望校を選ぶのではなく、志望校に向けて実力を上げるということ

たまには入試の話題です。
学校で学期末の面談が行われているところも少なくありません。
特に中3生は高校受験に向けた話がされていると思いますが、成績だけにとらわれて志望校選びをするのは少々違和感があります・

行きたい進路を選ぶべき

公立小中と進んできたお子さんにとって、高校受験は初めての進路選択の瞬間です。

そもそもいろんな学びができる高校があるのは、多様なニーズにこたえるためのもの。
だからそれぞれの学校にはそれぞれの良さ、特長があるのです。

もちろん100%満足するような学校はないにせよ、より理想に近い選択をしてほしいものです。

成績で選ぶのは最後の最後

以前も書きましたが、実際合格するかどうかはぎりぎりまで判断を引っ張ることはできます。

例えば神奈川県の場合、2年3学期の成績、3年2学期の成績、当日の学力検査、面接、特色検査が合否を決める資料となります。
現状決まっているのは2年3学期の成績。全体に占めるおよそ10%から15%程度です。
つまり、合否の大部分はここから入試までの間でほぼ決まります。
まして、入試に出る内容の多くは今から学校で習う内容ですから、何とでもなる。

もちろん3年1学期の成績が見えてきた現在、2学期にどれだけ成績が上がるかというと、推して知るべし、という意見もわかります。
しかし、実際1学期から2学期まで10ポイント以上も上げることができた生徒を目の当たりにした私から言わせていただければ、あきらめるタイミングではないのです。

今の段階で入れるところを考えるなら勉強しなくていい

まして、神奈川県について言えば、公立高校の競争倍率は1.2倍弱。2次募集もわんさか出ます。私立に至ってはオープンでなければほぼ合格します。
つまり選り好みしなければどこかしらの学校に合格できるようになっています。

厳しい言い方するなら、現段階で、「どこなら受かるか」を目安に考えるならば、もはや受験勉強の必要はありません。
受かる学校ならいくらでもあります。

高校入ってからの準備をするなら高校の予習をすればいい。
予習を進めるうちに中学までの復習はいくらでもできます。

あるいは部活もない今のうちにボランティアなど、社会経験つんでもいいでしょう。

まとめ

もっともなかなか各高校の特色を知るに至るまで時間をかけられない側面もあるでしょう。
ただ入ったからには3年か楽しく通ってきっちり卒業したいもの。
そのためにも、成績から学校を選ぶのではなく、目標校から自分の必要な点数を取れる勉強へと意識を切り替えましょう。

そういう意味でも、この夏休みは受験生の取ってとても重要ですね。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。