積み上げの思考と逆算の思考

定期テストが終わり、今は解きなおしと振り返りの時期。
なかなかテストの点数が振るわなかった生徒は、どうも事前の準備に根本的な問題があることに最近気づきました。

分からないところがなぜ残るのか

テストで点数が取れない理由はいろいろあります。
ただ最も多いのは「分からないところを残したままテストに臨んだ」ということ。
勉強不足、とも言えます。

ではなぜ勉強不足になるのでしょうか。

単純に時間が足りない、ということもあるでしょう。
後から振り返ってみたときに、勉強する時間があるのにやれていない時間があったならばそういうことです。

厄介なのはやっているのにもかかわらず勉強不足、という場合です。
やり方の効率が悪い、という面もありますが、「積み上げの思考」で学習を進めているためにうまくいっていないケースが多くみられます。

「積み上げの思考」とは

「積み上げの思考」とは私が名付けたものであります。
つまり、「何をやるか」を中心に計画を組み立てる考え方です。

ノートまとめをやる、ワークをやる、それが終わったら解きなおしをやる…。

やること自体は間違ってないのですが、結局テストの期日が来たらそこまで。
何かに想定以上の時間がかかってしまうと時間切れで、とき直しが不十分のままテストに臨むことになりかねません。
つまり「わかる」から「できる」に十分に変えられないままになる、ということです。

そこで、「逆算の思考」が大切になります。

「逆算の思考」とは

「逆算の思考」とはゴールをあらかじめ決めてそこに向けて学習を進めていくこと。

ノートまとめをやる、ではな、ノートまとめをいつまでに終わらせる。
ワークを終わらせる ではなく、ワークをいつまでに終わらせる。

具体的な締切の意識が入るのですね。
そうすると、締め切りに向けて明確に行動しやすくなります。

そして大事なのは、その締切を最終目的地から決めていくのです。
テストの時に「分からない」をなくすためには、いつまでになにが終わっていればいいかを考える、ということですね。

締め切りの意識が入ることで、考え方のベクトルが真逆になるのです。

まとめ

計画の作り方はなかなか学校でも教えてくれません。
しかし、これこそが「考える力」であり、「与えられたものをやる」という考え方から脱却する方法でもあるのです。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。