計画を立てるときは足し算とひき算とわり算が必要

中学生ともなると定期テストに向けて、学習計画を立てるように指導されます。
ところが、計画の立て方そのものは学校では指導されないことが多いようです。
弊塾で指導する計画の立て方を四則計算(+-×÷)になぞらえて紹介します。

足し算

やるべきことをすべて書き出す

まずはやるべきことを洗い出すことから。
さて、やらなければいけない課題を行うために全部でどれだけの勉強量が必要か、も明らかにしておきます。
問題集のページ数で考えてもいいですね。

課題が明示されていれば、全部で何ページあるのかで測るとわかりやすいでしょう。
また、はっきりしなければ

1教科当たりの勉強量 × 教科数

でざっくり計算しておくのもOKです。

得てして計画を進めているうちに、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、というのが出てきますし。

しめきりをきめてそこまでの勉強可能時間を計算する

その課題をいつまでやるのか決めておきます。
そのうえで、そこまでにどれだけ勉強時間を確保できるか書き出して、全部足していきます。
勉強時間はめいっぱいとって構いません。

ひき算

勉強可能時間は現実的に作る

めいっぱい、とはいえ、計画は現実的に考えることが大切です。
日によって学習にかけられる時間が違うとは思います。
勉強しないといけない期間の予定を確認し、必要な時間はあらかじめ引いておきます。
あるいは、生活に必要な時間も引いておきます。
休憩する時間も引いていいですよ。

残った時間が30分でも構いませんし、あるいはこの日は勉強をする暇がない、なんてこともわかるはず。
間違っても「寝ないで勉強!」とか無茶苦茶なことを考えないことです。

わり算

勉強可能時間にあわせて予定を割り振る

そこまで行けば、後は予定を割り振るだけ。

総勉強量(ページ数) ÷ 総勉強時間  で1時間当たりの勉強量が出ますね。

あるいは逆に

総勉強時間 ÷ 総勉強量(ページ数)  で1ページにかけられる時間がわかります。

それに合わせて「いつ」「何を」「どれだけ」やるかを決めていきましょう。

「何を」の部分は優先順位があるならばその順番で。
とくに決まってなければやりやすい順でいいですね。
1つ1つ片付けるもよし、バランスよく片付けるもよし。

もちろんやる内容によってはかかる時間も変わるでしょうから、わかる範囲でそこは調整して構いません。
ただそこは細かく考えすぎなくてOK.
例えば、問題集1ページを初めて解くのにかかる時間を1、としたら、2回目(解きなおし)は0.5で計算するとか。
単語や漢字の暗記は量が多いので1.5で計算するとか。
ざっくりで構いません。

もう一回足し算

予備日を忘れずに

計画を立ててもうまくいかないのが当たり前。
必ず1日以上予備日を入れておきましょう。
つまり、もし完了日の後に予備日を足すなら締め切りは1日前倒しておく必要があります。
もちろん途中に入れてもOK.
少なくとも1日以上の余裕は持たせておくことがうまく計画をこなすためのコツです。

まとめ

まず最初に勉強する内容、勉強できる時間を洗い出すことが大切。

そして予定は毎日見直すことも大切ですね。
予定よりたくさん進んでも、逆に予定通り進まなくても、翌日以降の計画を常に見直すことです。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。