「母語」から「国語」へ 早めに親子で始めるから国語力が伸びる

子どもたちの国語の力の基礎となるのは親子の間で生まれてから培われる「母語」。
この「母語」を効果的に「日本語」「国語」に変えていくことがお子さんの国語力を伸ばすポイントです。

0歳から3歳は親子コミュニケーションで母語が育つ

生後から3歳にかけて、前頭前野の神経細胞は急激に成長する。乳幼児の脳の発達に最も重要なのは、親子のコミュニケーションである。
(文部科学省ホームページより引用)

この時期は親子で会話することで言語の4領域のうちの中でも「話す」「聞く」をつかったコミュニケーションがなされます。
ここではぐくまれていくのが「母語」なのです。
ちなみに、日本人の場合、多くの場合は「母語」=「母国語」=「日本語」なのですが、ここではあえて区別しますね。
例えば「クルマ」ではなく「ブーブー」と言ってみたり、「イヌ」ではなく「ワンワン」と言ってみたりするのが「日本語」ではなく「母語」。
そうでなくても、その親子ではぐくまれていく言葉は必ずしも日本語の言い方と必ずしも一致はしません。

そしてその母語が完成するのが4,5歳ころと言われます。

3歳以降に始まる「読む」「書く」の成長

(3歳から11,12歳の時期では),前頭前野の神経細胞には大きな変化は起こらないが、語彙力など言葉の知識をつかさどる側頭葉や頭頂葉などの神経細胞は成長を続ける。
幼児期では、「読み聞かせ」や可能であれば読書により言葉の数を増やし、さらに「言葉と社会や事物との関係」を習得するために、家庭や地域で多くの様々な経験をつませることを意識すべきである。これにより、情緒力や想像力を身につけることができる。(同上)

つまり言葉の数がさらに増えていくのが3歳から先。
2歳くらいから爆発的に使える言葉が増える、と言われています。

まずは「読む」ことから、そして続いて「書く」ことでさらに国語力が身につく、といえます。
この過程で「母語」として培われた言葉がだんだんと一般的な「日本語」に置き換わるのです。

となると、この3歳からの時期を有効に活用し、お子様の国語力向上につなげたいところです。
特に教科書に出てくるような名文を読んだり、あるいは書いて表したりすることは、小学校入学を待たずしてスタートしてもいいのです。

もちろんいきなり小学校でやるようなことを行うのは難しいでしょう。
しかし、読み聞かせ、暗唱、あるいは慣れてきたら自分で「読む」「書く」と段階的に進んでいくのがいいですね。
そして年齢が低いうちは母語をはぐくんだ親子で始めることで、「母語」から「日本語」への置き換えがよりスムーズになるかもしれません。

まとめ

「国語」の勉強は幼児のうちから親子で始めていくのがよさそうです。
母と子のスーパー教育®は3歳から始める、この国のリーダーを育てるための新しい教育。
ご期待ください。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。