「面倒見がいい塾」とは何だろう 自律してこそ将来に生きる、ということ

私の塾は世間一般の「面倒見のいい塾」とはちょっと違います。
最終的な目標は「自律学習」にありますから、「面倒見の良さ」とは対極にあるのです。

一般的な面倒見の良さ とは

  • 「先生が横についていてくれる」
  • 「わからないことは何でも教えてくれる」
  • 「宿題をたくさん出してちゃんと見てくれる」
  • 「夜中まで小テストの再テストに付き合ってくれる」
  • 「いつでも使える」
  • 「定期テスト対策を学校別先生別に細かくやってくれる」

まあ、いろいろあります。
どれも、一時の成績を上げるには効果的ですね。

ずいぶん昔に、保護者の方に「親は塾に成績を買いに来ているんだ」と怒られたことがありましたが、そういうお考えのご家庭にはこういった面倒見の良さは大切です。

しかし、特定の「教師」がいなければなりたたない勉強は、その場限りですから長期的には意味がありません。
いうなれば、「型にはめる」勉強は型がなくなれば崩れるのみです。

そこで私は「自律学習」ができるようにすることをコンセプトに置き始めたのです。

自律学習を仕掛けるためには準備が大変

とはいえ、誰もかれもが急にできるようになるわけではありません。
最初は補助が必要。
そういう時にいかに自分だけでできるようにするか、言い方は悪いですが、「お膳立て」が必要です。

今回自律を促すために2つのことを行いました。

一つは、教科書と与えている教材、そして生徒さんたちが自由に使える動画授業の対応表の作成。
コンセプトが違うもの同士ですから、必ずしも符合しない部分もあります。
だから、作るのが結構大変。
しかし逆に子供たちはテキストだけ与えられても、分からないところを解決するために何を勉強すれば分からないわけで、どうしても必要なのです。

もう一つは、勉強の仕方のマニュアル。

  • 教科別の勉強法
  • 普段の勉強とテスト前の勉強の違い
  • ノートの作り方

などなど、困った時に読めばわかる内容です。

実は、その場で「面倒見をよく」するよりも、手が込んでいるし、手間暇かけているんです。

まとめ

子どもたちが大人になった時に勉強したいときに自分で勉強ができることはとても大切です。
年齢が低いうちにその練習をすべき。
そういう意味では、真の意味で「面倒見のいい」塾は、子どもの自律を促す塾であり、子供を型にはめる塾ではないのです。