小倉広「はじめての1on1 導入実践セミナー」に参加 イメージがわき課題も浮き彫りになった

久々にセミナーに参加しました。
子どもたちの勉強法の指導を主眼にしていくうえで、大変勉強になった1日でした。

講師は小倉広さん

ツナゲルアカデミーに参加していたときに1度だけお話を聞いたことがありました。

書評も書いていました。

1on1について

1on1とは「定期的な部下との1対1面談」ということ。
ここ数年で大手企業を中心に流行し、取り組む企業が増えているようです。
しかしながら継続できる企業はほんのわずかなんだとか。

私はこの本を勧められて読んで、1on1を学びました。

1on1をやるうえで気を付けるべきこと

  • 今回このセミナーで大変ためになったのは、実践するうえでどういうところに気を付けるべきか、ということ
  • 1on1ミーティングは部下のための時間であり、上司が話すのは全体の2,3割の時間
  • 上司が1on1ミーティングですっきりしていると、部下はもやもやしていることが多い。上司にもやもやが残るくらいでちょうどいい
  • 上司と部下の人間関係を改善する力があるので、最終的に成果につながる
  • 目的をはっきりさせることが重要である
  • 1on1の中ではアドラー心理学でいう「勇気づけ」が重要な意味を持つ
  • 継続するためのしくみがあるとよい

なかなか本で読んだだけではわからないことが多く、大変ためになります。

学習塾が導入するうえで注意すべきこと

受講しながら、中高生向けに1on1を導入することができるか、ということについても考えてみました。

  • 結局保護者の方にその目的と効果が伝わることが重要
  • だから1on1そのものが売り物になるわけではなく、それによってどれだけ子供が成長したのか、という部分を見える(見せる)ことが必要
  • 子どもたちが「教えてもらう」というスタンスにならないように、むしろ何を話しても大丈夫、という安心感を与えることが大切
  • 子どもを追い込みすぎないこと

塾は本来的には成果が求められる場所ですので、何らか成果につなげる必要があります。
とはいえ1on1をやったら成績が上がります、っていうものではもちろんありません。
(会社で1on1導入したら売り上げが上がります、っていうものではないのと同じですね)

そして保護者の方にお金を出してもらっているという部分もまた会社とは違うところ。
そのあたりに工夫が必要そうです。

まとめ

おそらく「私が『あなた(生徒)のことを信じているよ』と思っている」ことを信じさせること、そのために真摯に向きあうことが必要、と気づきました。
子どもとやるうえでは、会社でやる場合に比べ、どうしてもコーチング的要素やティーチング的要素が増えるはず。
本来的な「1on1」にどこまで近いものが可能か、やってみないとわかりません。

しかし、子どもは本来自分で成長できるもの。
いままでもそれを信じて指導してきたわけですから、よりその思いを強くし、新年度に臨みます。

具体的なイメージがわく大変参考になるセミナーでした。
ありがとうございました。