検定を受けるべきか受けないべきか 目的を持つことと続けることが大事だよね

弊塾に通う生徒さんから、よく「検定って受けたほうがいいのですか?」と質問されます。
英検、漢検、数検…、いろいろな検定試験があります。
実際過去に私も受験しています。
ただ一概に「受けたほうがいい」とも言い切れないところがあります。

「検定」のそもそもの目的

  1. 全国レベルの絶対評価
    検定問題は、検定内容および技能の概要を定めた「検定基準」に基づき、作成されています。全国レベルの実力・絶対評価システムですので、算数・数学の学力を証明する基準の検定として、進学・就職に役立ちます。受検の対策として学習を進めることで予習や復習、基礎固めにもつながります。

    日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され、海外でも高い評価を得ています。

  2. 検定はすべて記述で解答
    解答形式はすべて記述式で、基礎力や応用力がきちんと身についているかどうか、解法を理解しているかどうかを受検することでしっかりと確認することができ、思考力・判断力・表現力が向上します。
  3. 合格者の顕彰
    検定合格者には「合格証」を発行いたします。また、当協会は、実用数学技能検定合格、計算技能検定合格、数理技能検定合格をそれぞれ認め、永続してこれを保証いたします。

「公益財団法人 日本数学検定協会」ホームページから引用

つまり客観的な視点からその能力を測り、公に認める、というのが検定の目的といえます。
中高生ならば、定期テストや入試、模擬試験などで客観的に能力を測ることは可能ですね。

しかし小学生や大人では客観的に自分の能力を見る機会がありません。
小学生で頑張って勉強を進めている子にとってはこういった外部試験はよいモチベーションになります。
また、外部の会場で試験を受けるという経験そのものが大切でもあります。

入試と「検定」

今大阪府では公立高校入試で英検が選考基準になります。
私立高校や中学受験、大学受験においても検定が優遇措置になりうるところはあります。
また今後大学入試においても民間の試験が活用されるのでは、と言われています。

入試の足しになるのならば、という目的で受けるのも、もちろん悪くありません。
が、検定の勉強によって受験勉強に手が回らない、では本末転倒です。

まとめ

受けるべきか、受けないべきか。
もちろん現状置かれている状況によって異なりますが、チャレンジすることは決して悪いことではありません。
ただ、社会で役立つという意味では、一般的には2級以上まで取る必要はあるでしょう。
せっかくやるなら、2級までは続けたい。
無理をしたり、今やるべきことを後回しにしてまでやる必要はありませんが、学習を続ける指標として活用してはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。