今日は月に1回の面接講座。
神奈川県の公立入試では全員に面接が課されます。
選抜に使われる割合としてはそう高くはないものの、やはりボーダーライン近辺では面接の結果いかんでは合否に大きく関わります。
面接講座では実際の面接の受け方そのもの、だけでなく、自信持って受け答えができるよう、志望理由などを深堀りする時間にしています。
今日のテーマの1つは「自己分析」
「よいところ」は自分ではわからない
入試の面接時の資料として「面接シート」なるものがあります。
その中の1項目に「自分自身のよいところはどんなところだと思いますか?」というものがあります。
自分の長所を語らないといけない、結構大変です。
どうしても自分自身のことは悪く見えがち。
ことに中学生であれば、隣の芝生はとても青く見えるもの。
だから自分自身で「よいところ」を見つけなくてもよいんです。
両親、親御さん…、など人に聞けばいい。
短所は「言いかえる」
だから、短所は自分一人でもすぐに見つけられます。
短所は長所と表裏一体。
言い方次第で、短所も長所に変わります。
「行動が遅い」 → 「思慮深い」
「おしゃべり」 → 「明るい」「ムードメーカー」
言いかえ(リフレーミング)についてはこちらの記事も。
ママのイライラ言葉言い換え辞典 ポジティブな声掛けで明るい未来を! – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
まとめ
「自己分析」という言葉はわたくしにとって、就職活動で初めて知った言葉でした。
そしてえらく苦労したのを覚えています。
昔よりもましになったとはいえ、学校生活の中ではとかく個性が目立たなくなりがちです。
とはいえ、就職試験では「個性的」であることが求められます。
できるだけ早いうちに、子供たちに「個性」に気づいてほしいし、さらにそれを活かして生きてほしい。
そのためには大人が子供たちの「個性」を認めたり、「いいところ」を見つけて伝えてあげたりしたいものですね。