親御さんの仕事はお子さんのやる気にブレーキをかけること、とは限らない

「お子さんのやる気がある時がはじめ時ですよ」
というお話を保護者の方によくさせてもらいます。

塾でも習い事でも、お子さんが「やってみたい」という気持ちを持つことは大切です。

成果の出方は結局本人次第

「あんた成績が下がったから塾行きなさい」
なんて親御さんに言われ、しぶしぶお子さんが通っているようだと結果は出ないことが多い。
それよりは、「私頑張りたい!」といって始める子の方が成果の出方は良いです。

新しいことを始めることは親の方が心配

一方で親御さんはとっても心配です。
やり遂げられなかったらどうしよう、せっかく出したお金が無駄になったらどうしよう…、いろんな心配のあまり、ブレーキをかけてしまうもの。

「あんた、そんなこと言って大丈夫なの?」
「学校の様子見てから決めたらいいんじゃないの?」
特に中学に上がる時に塾に行こうかしら、なんてときにはそういう会話が家庭でなされることが多いですね。
新しい習い事を始めるときも同じですね。

この心配が結果お子さんの足を引っ張ることがあるのです。

逆の立場で考えてみる

ここでお子さんの気持ちに立てば、「まあ、お母さん(お父さん)がそういうなら、そうかもな」
と思って、せっかくのやる気の火を消してしまいます。

親御さんはそれで安心しますし、お子さんもそれ以上に何か、ということはない。
その場は収まります。

しかし、いざ切羽詰まったときに今度は逆に親御さんが「うちの子本当に大丈夫かしら?」と思ったらどうでしょうか?
例えば、お子さんの成績が心配になり、つい、「あんた成績が下がったから塾行きなさい」と言いたくなったら…。
お子さんも同じ気持ちになっていればよいですが、そうでないとしたら…。

まとめ

もちろん、ご家庭の都合やいろんな事情ですべてをかなえてあげることは難しいです。
しかし出来ることなら、「どうやったら実現できるだろう」ということを一緒に考えてあげたいですよね。
場合によっては何か辞めないといけないものが出てきたり、あきらめないといけないものが出てきたりする。
しっかり話し合ってお互い納得することが大切。

「やる気」は人が作れるものではありません。
だからせめてその「やる気」を生かすことが周りの大人、とくに親御さんの仕事と考えます。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。