「あなたが心配で怒っているのよ!」は通じません。 今の気持ちを子に伝える

以前も書いたかもしれませんが、こんなエピソード。

ある駅で電車待ちをしていた時のこと。

ホームに、親子連れの姿。
上の子は3歳くらいの女の子でホームで一人で歩き回ってます。
お母さんは下の子をベビーカーに乗せて、ホームの端でお友達らしき方と話をしています。
全く上の子の様子は目に入っていない感じ。

「まもなく電車が参ります」と放送があっても、まだそのまま。
むしろ上の子は黄色い線を越えてかなり線路に近いところにいます。
電車が近づいてきて、警笛がなります。

そこでお母さんが気づき「何やってんのよー!あんた危ないでしょ!死にたいの?!」と一喝。
結構離れていたのですが、かなり大きな声で怒鳴っていました。

思わずお子さんを怒ってしまうことあると思います。
しかもお子さんのことが心配のあまり、つい大きな声を出してしまう。

「もー!こんな時間に帰ってきて!何時だと思ってるの!!」
「勉強しないと、テストでいい点とれなくなっちゃうでしょ!早くやんなさい!」

とか。

お子さんからすると、「お母さんが心配してるから怒っているんだ」とはなかなか思えない。
単純に「怒られた」という感情だけ残ります。
そうすると、「お母さんに怒られないようにしよう」という気持ちが働いたり、あるいは自己否定をされたような気になったりします。

それよりもむしろ、「私はあなたのことを心配している」ということをストレートに伝えてあげたほうがいい。

お子さんの存在を傷つける言い方にならないように注意が必要ですね。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。