以前から話題になっていた、NHKスペシャルでの「発達障害」特集。
やっと見れたのでレビュー。
問題提起としては面白い番組
今回は一連の「発達障害」プロジェクトのスタートという位置づけ、なのでしょうか。
問題提起としては大変わかりやすい内容です。
- 「発達障害」とは何か
- どういう点で特徴があるのか
- どういうことが苦手なのか
- 周りからの見え方と本人の意識の違いとは
当事者の話、最新の研究成果などを交えながら話は進んでいきます。
特に視覚、聴覚の過敏については、当事者だけでないと分からないだけになるほど、と感じました。
これからの議論の拡大に期待
ホームページを覗いたらこんなページもできていました。
なるほどいろんな事例を知る意味で大変役立ちそうです。
今回の番組は時間の都合上、発達障害、とひとくくりで話が進んでいましたが、本来ひとりひとり違うもの。
職場や学校での対応でも、それぞれに対して異なるはずです。
そういう意味でもいろいろな事例があるに越したことは無い。
見えないからこそ大変
「発達障害」は目に見えないからこそ、当事者もわかってもらえないし、周りも気づいてあげられない。
そもそも本人もなかなか気づかないかもしれない。
最近見たある映画でこんな会話シーンがありました。
「紙っぺら1枚が人となりを判断するなんて、よく社長が務まりますね!」
「紙っぺら1枚で判断できるから、社長が務まるんです!」
映画「箱入り息子の恋」より
そもそも「紙っぺら1枚」で人を判断なんかできませんし、これからの時代ますます許されなくなる時代でしょう。
ますます「自分を知り、相手を知る」ことが大切な世の中になりますね。
まとめ
私自身も発達障害についてほぼ何もわからない状態。
ひとりひとりに合わせた学習支援を進めていくうえでこれから学んでいかないといけない、と感じています。