小倉広「もしアドラーが上司だったら」 一読で2度以上味わえる必読書!

以前、ツナゲルアカデミーでお話を伺った小倉広さんの新刊。

ツナゲルアカデミーのレビューはこちら。

とても分かりやすい

広告代理店で営業マンとして働く「ボク」は、仕事がうまくいかず、毎日モヤモヤしている。
そんなボクの前に、アメリカの大学院でアドラー心理学を修めたドラさんが、上司の課長としてやってきた。
(帯より引用)

と、とあるサラリーマンを主人公とした物語仕立て。
日々の仕事で出会うであろう様々な場面で、どのようにとらえ、どのように考えていけばいいか、ということがとても分かりやすく示されます。
分かりやすすぎて、一気読み。
これからも何度も手にしたい本です。

アドラー心理学の大切な概念である、「勇気」「共同体感覚」について、まるで階段を一つ一つ上っていくかのように説明されています。
頭ではわかっていたことが、すっと腑に落ちた気がしました。

上司の立場でも部下の立場でもわかる

自分はいま会社を経営しています。
そういう意味では、この「ドラさん」の言動がとても参考になります。
部下をよく観察し、認めたり「勇気」づけたりする。
もちろん必要な時に必要なアドバイスをする。
スタッフたちへどう声掛けするか、そういったところも理解できました。
もちろん、日ごろ接している子供たちに対しても同じですね。
子どもたちをどう勇気づけていくかが、子どもたちに「自律」を促すためのカギになりそうです。

また主人公の立場にたつと、自分の会社員時代と重なります。

自分も仕事をやらされている感じがあったな とか。
周りの目ばかりに気にしていたな、とか。

あの頃であっていたらもっと違った人生を歩んでいたかもしれない。

もっとも、いまだに自分のことしか考えていないな、とか、若い時と同じ失敗ばかりしているな、とか、感じることがたくさんあります。
そんな自分も、また自分。

まとめ

ちょうどいま自分が課題にしていたことや、これから考えようとしていたことと重なる部分が多く、とてもタイムリーに出会うことができました。
ちょっと会社勤めにつかれてきた、20代後半の社会人にまず読んでもらいたい。
そして、30代で部下を持ち始めた管理職にも読んでもらいたいですね。

少なくともうちのスタッフは全員必読にしたい、そんな本でした。

ありがとうございました。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。