数回のシリーズで神奈川県公立高校の共通選抜について検証とその対策について書いていきます。
今回は国語の対策について。
資料はすべて、神奈川県教育委員会ホームページから引用しております。
前回までの復習
【連載「神奈川県公立高校共通選抜を考える」1】 平成28年入試は難しかったか – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
【連載「神奈川県公立高校共通選抜を考える」2】 2016年度の傾向 英語編 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
【連載「神奈川県公立高校共通選抜を考える」3】 入試問題への対策 英語編 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
【連載「神奈川県公立高校共通選抜を考える」4】 2016年度入試の傾向 数学編 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
【連載「神奈川県公立高校共通選抜を考える」5】 入試問題への対策 数学編 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
【連載「神奈川県公立高校共通選抜を考える」6】 2016年度入試の傾向 国語編 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
【連載「神奈川県公立高校共通選抜を考える」7】 入試問題への対策 国語編 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
例年難しい理科

4年前に入試制度が変わって以来、難化が一番進んだのは理科でしょう。
今回も半分以上の受験生が50点未満、70点以上取れた受験生が15%弱と、平均点は上がったものの非常に苦戦していた様子がうかがえます
基本知識の暗記だけでは太刀打ちできないのが神奈川県の理科の問題。
- 知識や資料の活用問題
- 見たこともない実験見て、結果を考察をする問題
- 記述問題
高度な問題が多数あり、得点しにくいのが特徴と言えます。


また選択問題でも選択しないといけない要素が複数あって、読むのに時間がかかりますね。
問題によってはかえって選択問題のほうが難しいことも。

その結果全29問中正答率50%以上が、なんと8問(27.6%)。
まとめ
英語のときにも言いましたが、理科もまた学校のテストができれば入試問題ができるとは限らない問題です。
とはいえ、まずはコツコツ基本を積み上げるところから始めるのがいいでしょう。
次回は対策編です。