大人の一言って子供のやる気も自信も変えることができる。
これって、すごいことです。
目次
前回までの復習
【SF-Learning 6周年企画1】改めて自分の起業した理由は何か考えた その1 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
【SF-Learning 6周年企画2】改めて自分の起業した理由は何か考えた その2 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
【SF-Learning 6周年企画3】今子供たちに必要な学びとは何か その1 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
やる気の境目とは
以前こんな話題を書きました。
「やりたくない」と「できない」の間に やる気が生まれてくる瞬間はここ – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
- 「やりたくない」というのは拒否している状態。
- 「できない」のは自信がない状態。
そう理解しています。
やる気があるかないかの境目は「やりたくない」と「できない」の間にあることが想像されます。
ここからわかる2つのこと
ここから、2つのことが分かります。
「やる気スイッチ」はある
某学習塾の売り文句ですが、つまり「やりたくない」から脱却させてあげるのが「やる気スイッチ」といえるでしょう。
「やりたくない」と「できない」は表裏の関係である
スイッチがoffである「やりたくない」とonになった直後の「できない」の間には深い溝がある、というよりも、実は1人の子の表と裏の状態なんではないか、ということです。
家でのんびりしているお子さんを見て「あんた、勉強したの!」って親御さんが注意すると
「うるさいなー、いまやろうと思ってたんだよ!」って口答えされる。
よくある光景です。
このお子さんの一言って、まさにその表裏の姿を現しているように思えます。
「やんなきゃいけないよなー、どうしよーかな、めんどうだしなー、どうやっていいかもわかんないしなー…」
と手を付けられずにいるお子さん。
そこに親御さんの一言で
「もう、いい。やらない!」
と後ろを向いてしまう。
自信がつくもつかないも大人の一言
自信があるかないか、もやはり大人の一言で変わります。
「もう、あんたはトロい子なんだから!」と言われ続けている子は自信を持てないままになるでしょう。
「こんなにできるようになったんだね!」とことあるごとに言われている子は、少しずつ自信を持てるようになるはず。
別に四六時中ほめ続ける必要はなくて(それはかえって気持ち悪い)、たまに子供のできていることを認めてあげるだけで全然違う。
まとめ
勉強ができるかできないかは小さな自信をどれだけ積み上げたかによって大きく変わるといっても過言ではありません。
今私が自塾で考えているのが、自信を無くしている生徒さんに対していかに自信を取り戻させてあげるか、ということ。
だから、声のかけ方や勉強の進め方、これまで以上に工夫しています。
子どものやるきや自信を失わせるのも大人。ならばやるきや自信を持たせるのも大人であるべきですね。