「読んだら忘れない読書術」 2つのキーワードと多様な本の読み方

これまたずいぶん前に読み終わっていたのですが、レビューをほったらかしにしていました。

2つのキーワード

本書では、精神科医としての観点から、脳科学的な裏付けのある、「読んだら忘れない読書術」初めて公開したいと思います。
キーワードは、「アウトプット」と「スキマ時間」。なぜ、この2つがあれば「読んだら忘れない読書」ができるようになるのか、さらに、脳内物質をうまくコントロールし、効率よく記憶に残す方法などについてお話しします。

(「はじめに」より)

この本では「アウトプット」「スキマ時間」だけでなく、様々な切り口から、「どんな本を」「どのように」読むか、ということが様々書かれています。
また、「読書術」の本、とうたいながら、読書に限らず使えることも。

「スキマ時間」の活用はとても大事

その中でも一つ、なるほど、と思ったのが「時間の使い方」。

ほとんどのサラリーマンは、通勤時間、移動時間、約束の待ち時間などのスキマ時間を合計すると、1日「2時間」近くあるはずです。1カ月で60時間。
その隙間時間の60時間を読書に使えば、読書のスピードが遅い人でも、スキマ時間だけで月10冊読むことは可能なのです。

(P86より引用)

この後、いかにして「スキマ時間」を使うか、という話が出てきます。
なるほど、結局は短時間の積み重ねがいい、ということに納得しました。

最近では私も電車のなかで本を読むことが多いのですが、長時間乗っていたとしても決して100%は集中して読書はしていません。
本読んだり、ノートに思いついたこと書きつけたり、仕事したり…。
結果、短時間読書を実践しているのかもしれません。

ちなみに、以前、テレビを見ていたときに、どなたかが、「移動しているときに本を読むので、移動時間に合わせて読む本を変えられるよう、常に3冊持ち歩いている」というのをおっしゃっていました。
効率よくたくさんの本を読むためには必要なことかもしれません。

まとめ

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「うちの子、本を読まないんですよー」というご相談をよく受けます。
おうちの方が子どもに見えるところで本を読んだり、あるいは小さいときに読み聞かせをしていたりしていると、お子さんの読書の習慣がつくようです。

本書に書かれていることは網羅的であるものの、書いてあることを全部実践すればいい、というたぐいのものではありません。
ただ、どんな方でも1つは実行できるはず。

忙しい大人こそ、本を手に取ってほしいものです。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。