「手段」と「目的」をはっきり分けること 塾通いも成績upも「手段」でしかない

最近複数のサイトで「手段」と「目的」を間違えてはいけない、という記事を読みました。

ふと振り返ると私自身も混同していることが多いな、と感じます。

学習塾で考えるとどうなるでしょうか。

学習塾になぜ通うのか

  • 「学校の成績を上げるため」
  • 「学校の授業についていくため」
  • 「目指す大学、高校、中学に合格するため」

人によってさまざまではありますが、少なくとも塾通いは「手段」でしかない。
私が当ブログで「塾は『道具』だ」とさんざん申し上げているのはそういうことだからです。

その先を考える

ではなぜ「学校の成績を上げる」のでしょうか。
なぜ「学校の授業についていく」のでしょうか。
なぜ「志望校合格を目指す」のでしょうか。

人それぞれ違うかもしれませんが、ここにも何か目的があるわけです。
だから、「成績を上げる」こと、「志望校合格」することもまた「手段」なんです。

ちなみに「○○高校で△△をする」というのは、「○○高校に合格する」ことと同じです。その学校に行かないと実現しない目的ですし。

さらに人生はつづく

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成績を上げるのは何のためでしょうか。
目指す学校に行くのは何のためでしょうか。

ざっくりと答えるなら、子供たちのその先の人生につなげるため、でしょうか。

だとしたら、その先につながる「学習」が必要です。

テストのため、入試のためだけの学習は
もちろん、得られるものは学力だけではないですが、テストや入試だけを目指した学習はなんだかもったいない気がします。

まとめ

「学ぶこと」は一生続きます。
子どもの頃に身につけた「学び方」が後々の人生でもとても重要な役割を持ちます。

ならば、できるだけ大人になっても役に立つ「学び方」を今のうちに身につけてほしい。

SF-Learningはそんなことを考えながら日々の指導に当たっています。

この記事を書いた人

杉原 伸太郎

1977年11月18日東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。
大手学習塾での勤務を経て2010年4月SF-Learningを起業。
「考える力」をつける指導を目指し、未来の担う子供たちを応援。
小学校PTAをはじめ、地域活動にも参加。
常に新しいことを取り入れて、日々変化し続けています。
2児の父。