昨夜ふとテレビでニュースを見ていてきになったこと。
「○○は××について陳謝しました」
と、アナウンサーの声が流れてきたところで、はて、と思うのです。
「謝罪」じゃないんだね。
「陳謝」と「謝罪」ってどう違うのかな?
そこで調べました
「陳謝」事情を述べてわびること。「不祥事を深く―する」
「謝罪」罪や過ちをわびること。「被害者に―する」「―広告」
(goo辞書より)
なるほど。
特に「言葉」でお詫びすることが「陳謝」なんですね。
なんとなく言葉の響きから、謝り方の程度の問題だと思っていました。
他にもあるのかな
例えば思いつくところでは「解答」と「回答」とか。
「解答」問題を解いて答えを出すこと。また、その答え。「数学の問題に―する」
「回答」質問・要求などに答えること。また、その答え。「調査に―する」「満額―」
(goo辞書より)
まとめ
以前も書きましたが、テレビ番組でテロップが漢字間違いをしていたり、「小学校で習う漢字がほとんど読めない」ことが売りになったり、なんとなく正しくない言葉に対して世の中が鈍感になっている気がします。
ただ教育に携わる者、いや、一大人として、正しい言葉を子供たちに伝えたいし、そのためにはもっと自分が学びたい。
SF-Learningでは小学生の国語の時間にときどき「辞書ひき」をやらせています。
お題の言葉の意味を辞書で調べ、例文をつくる、時間にして5分くらいですが、意外に生徒さんは楽しそうにやってくれています。
電子辞書でも紙の辞書でもよいですが、たまにはことばの意味を確認して使いたいものですね。