有名タレントを使って「無意味な授業はしません」と宣伝する、某有名FC塾がこの秦野にもできるとのこと。
弊塾も以前から授業をしていませんでしたが、今年からは一部の個別指導を除いてすべて授業をなくしました。
塾の先生からすると、授業をしたほうが楽だ、と私は考えています。
自分のやり方で教え、自分のやり方を子供たちに強制する。
あるいは、大手塾であれば、だれがやっても均一の指導を提供できる。
言い方は悪いですが、「型にはめる」ことができる分、授業をベースとした指導のほうがやりやすいはずです。
ですから授業をしないで指導する、ということはとてつもなく大変なことです。
- 子供の今の実力を見極める
- 子供たちがどのような個性を持っているかを見極める
- 子供たちがどんな成長曲線を描くか予測する
- そのうえで今やるべきことを提示し、管理する
- 都度都度で微修正をしながら、目的(例えば志望校合格)へ導く
一人一人に合わせて学習のかじ取りをしていくわけです。
決して、決まったレールに乗せるわけではないため、意外に考えること、やることが多い。
だから塾長のみならず、学生講師にも高い能力が求められます。
かつSF-Learningは「自律学習」を主としていますので、こちらから「命令」して「やらせる」わけではありません。
(だから、1on1では私が生徒さんに「なぜ今その勉強をしているのか」と意図を聞くことがあります。なんとなく勉強はさせていないのです)