SF-Learningはパーテーションで何となく区切っているだけですのでオープンな環境です。
隣で授業している内容が聞こえてくることも。
中3の理科で中和の授業をしていたときのこと。
たまたま残っていた小学生がふらっと覗きに来ました。
「酸性の調味料、といえば」
と、質問を私が全員に投げかけました。
中3生はなかなか思いつかず、
「味噌汁!」
「牛乳!」
と、大喜利状態でしたが、その小学生は「私は分かったわよ」という顔をしています。
授業が終わった後、こっそり私のところに来て、
「あれって、お酢でしょ?」
と聞いてきます。
「へー!なんでわかったの?」
と私が質問すると、
「『さしすせそ』から考えたの」
と得意顔。
「調味料」と聞いて、即座に「さしすせそ」が思いつくあたり、さすがですね!
考えるためのとっかかりを見つけられるかどうかで答えにたどり着く速さが変わってくることを改めて感じました。
これからの時代、知識をどう使うかが問われます。
学校で学ぶ知識、生活の知恵、どれも馬鹿にはできないのです。