中学2年生の授業から。
「2年になったらどんな先輩になりたい?」ってところから始まります。
「かっこいい先輩」
「やさしい先輩」
といろいろ上がってきます。
「じゃあ、『やさしい先輩』の反対って何だろう」
と私が問いかけると、
「こわい先輩」
「何も教えてくれない先輩」
「すぐ怒る先輩」
などなど、生徒さんが口々に言ってくれます。
しかしよくよく考えてみると、こうも言えます。
「何も教えてくれない」 の反対は 「なんでも教えてくれる」。 確かにこれは「やさしさ」一つの要素ですね
「すぐ怒る」 の反対は 「怒らない」。 しかし「怒らない」 = 「やさしい」 とはいいきれない。
「怒らない」 = 「甘い」かもしれないですよね。
本当にやさしい先輩は、同時に「厳しさ」も持っているはず。
そのためには「怒る」こともあるはず。
締めくくりにこんな話をしました。
「みんなはね、自分のこと好きだと思うの。だって、目の前で自分の悪口言われたら怒るでしょ?だから自分に『やさしく』したい、って思うんだろうけど、『やさしく』するためには、『厳しく』することも必要。『甘い』とは違う。だから君らは「自分に厳しい2年生』になってね」
2年生でのさらなる成長を期待したいです。
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