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藤原和博「10年後、君に仕事はあるのか?」 高校生以上必読の良書!

知り合いの多くが勧めていたので思わず買ってしまった本。
思わず買ったわりに、Amazonも品切れでやっと最近手に入って読むことができました。

タイトルが「君『に』仕事はあるのか?」とある通り、これから社会にでる若者向けの本。
大変読みやすいので、高校生以上はぜひ読むといいでしょう。

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「情報編集力」の重要性

筆者は生きる力として3つの力を上げています。

  • 情報処理力
  • 情報編集力
  • 基礎的人間力

従来学校で子供たちが学んできたのは、「情報処理力」「基礎的人間力」に偏っていた、といいます。

「情報処理力」は基礎学力、あるいは問題から正解を導く力。
ですから5教科の学習を通じて身につけます。

「基礎的人間力」は体力や精神力、集中力など。
ですから技能教科や行事などを通じて身につけます。

最近注目されているのが「情報編集力」
「正解」を求めるのではなく、「納得解」を考え出す力。
あるいは試行錯誤しながら問題解決をする力、と筆者は言います。

これからのIT化、ロボット化が進むことによって、「情報編集力」の有無が成功のカギを握ります。

この本では「情報編集力」の説明がかなり細かく、そして、どんなことから身につけていくのか、ということが具体的に説明されています。

このブログを書きながらツイッターを見ていたら、タイミングよくこんな内容のツイートが流れていきました。
書いているのは高校の先生、のようです。
「『授業中にプリント配ります』といったら、生徒に『授業中は何をしていたらいいんですか?』と質問された」

まさに子どもの頭の中が「情報処理」に傾いているからこそ。
授業中に何も考えず板書を写している、という証拠です。

私は起業してから一貫して「答えはどうでもいい」ということを言い続けています。
学習の過程において正解が出たかどうか、は問題ではない。

もう一度やり直した時、あるいは似た問題がにきちんと解ける、ことだったり、少なくともやり方を理解したりすることが大切。
そのためには単に「情報処理」ではなく、与えられたことをいかに自分の頭が理解しやすい方法で入れるか、「情報編集」することも大切。

「雇われる力(エンプロイアビリティ)」

これからの時代どんな人材が必要とされるか、ということに話が進みます。

  • 先ほど言った3つの力を大人までにバランスよく育てること
  • そして、人柄を高めていくこと
  • さらに、行動をし続けること

この3つが重要とあります。

仕事がら私も面接を行ってスタッフ採用に関わります。
何人か面接をしていると、応募者がどんなことを考えているのか、どういう性格の人なのか、というのが見えてきます。
私自身が「この人となら一緒に働けるな」と思うかどうか、が基準にしています。
自然とにじみ出る、「やとわれる力」を感じ取っているのかもしれません。

「100万分の1」をめざす

最後に筆者は100万分の1の存在を目指せ、と言います。

3つのキャリアを5年から10年ずつ経験して、その掛け算で希少性を獲得し、100万分の1の存在になりましょう。
(中略)
まずある分野で集中して仕事をして、100人に1人の希少性を確保しましょう。
次に、違う分野で仕事をして100人に1人の希少性を確保できれば、もう掛け算すれば1万人に1人の希少性を確保できたことになります。
(中略)
ここまで来たら、あと1つの分野で仕事をして100人に1人の希少性を達成すれば、100分の1×100分の1×100分の1=100万分の1の希少性が実現します。
(本書P203-204 より引用)

このことは以前も別のところできいたことがあります。
何か一つ究極的になる必要はなく、自分のフィールドを作る、ということですね。

まとめ

最後に自分について振り返ってみると、まだまだ絶賛成長中だ、と気づかされました。

  • アルバイト4年、会社勤め9年を経て、今年教育業界20年目
  • 起業して塾を立ち上げる
  • セミナーや本からインプットする
  • コーチングや心理学の資格を取る
  • 保護者の方向けのブログやメルマガ、ワークショップでアウトプットする

やっていることは多いですが、掛け算して100万分の1になれているか、というとまだたりない。
たぶん、メダリスト級のレアキャラ、ではない、かもしれない。

まだまだ私の世代では人生の折り返し、ではないかもしれません。
そう思うとまだやれることあるのが、楽しみになってきますね。

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