Read Article

スティーヴン・ガイズ「小さな習慣」 目標はばかばかしいくらい小さくしろ

誰でもよい習慣をつくるためのコツがまとめられた本でした。

子どもたちに学習習慣をつくらせることを仕事としているため、自分の習慣作りを見直すとともに、子どもたちへの指導のありかたについても考えさせられました。

小さな習慣、とは

本書では「ばかばかしいくらい小さい目標」という言葉が多数出てきます。
具体的には

  • 運動したいなら、毎日腕立て伏せを1回する
  • 作家になりたいなら、1日50ワード書く
  • いつもポジティブでいたいなら1日2つポジティブなことを考える

これらは脳の働きに基づいたもの。
脳はゆっくりとした変化を好み、そして繰り返し行われる行動を自動化して効率よく行うことを好みます。

そして努力や困難を乗り越える、とか、強いモチベーションをもって取り組む、とか、いっさいそういうことなしに習慣がつくられます。

3秒学習の本当の効果

以前、なんかの本を読んだ時に「1日3秒でいいから毎日家庭学習しよう」ということを見つけ、以来子供たちに言い続けています。

「それくらいハードル下げれば誰でもできるし、3秒じゃ終わんないし」

そんな説明をしていました。

そんなことよりも子供たちが「自分は勉強している」「勉強できる」と自信を持つことの方が大切なのかもしれません。

3秒が難しければ、まず教科書を開く、とか、勉強机に向かう、とか、最初はそれくらいから始めてもいいんです。
毎日繰り返すうちに勉強したくなりますし、そうやって続けたい気持ちが生まれてくれば、次第に習慣ができてくるのです。

「小さな習慣」8つのステップ

本書の後半には

この中に私が子供たちに言い続けているものもありました。

  • 行動開始の合図を決める
  • すべて書き留めておく

ほんのちょっとした工夫で習慣が作れる、ということが改めてわかります。

まとめ

自分がいろいろな習慣を身につけようと工夫してきましたが、課題が大きすぎた、ということに気づかされました。
結局いろいろ手を出してみるのだけれど、この本にあるように、「忘れてしまう」「たまたま時間がなかった」とか、
そんな理由ですぐにダメになってしまう。
改めて考えてみようと思います。

そして塾に通う、ということは、子どもたち、あるいは保護者にとって大きな決断なんだろう、と改めて気づかされました。

もちろん、「ここ(塾)に来ているだけで大丈夫」と思ってもらっても困ります。
「ここなら安心して勉強できる」「勉強のスタイルを変えられる」と思ってもらえることが大切。
そのためにも、子どもたちを小さなステップで少しずつレベルアップさせられるように工夫が必要なのかもしれません。

URL :
TRACKBACK URL :
Return Top