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進路希望調査からみる中学生の志望動向 人気の地区は意外なところ

以前入試説明会でも使った資料ですが、神奈川県の教育委員会が毎年中3生の進路希望調査を行い、公表しています。
そういえば前も当ブログで書きました。

公立中学生進路希望調査に騙されるな! あきらめない気持ちが受験を制する  – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法
神奈川県の中3生は必ず見よう 進路希望調査の結果発表です。 – 小中学生の親子が知りたいとっておきの勉強法

このデータの中に、どこの市町村の中学3年生がどこの市町村の高校を目指しているか、ということがまとまっています。書きリンクの第10表です。
「平成28年度公立中学校等卒業予定者の進路希望の状況」集計結果(概要と統計表) – 神奈川県ホームページ

これを見ているとなかなか興味深いことがわかります。
たとえば、わが秦野市、伊勢原市の場合はどうか。

両市内の1640人のうち、約半数の812人が秦野伊勢原の学校を希望しています。
残り828人のうち約半分は隣接する厚木海老名地区を、ほかに希望者が多い地区としては平塚地区、県西地区があげられます。
そこまで遠くまで通わず、電車やバスで1本、ないし乗り換えても1回、の範ちゅうでの進路を考えています。

逆に秦野伊勢原の高校を希望する他地区の生徒は、というと712人。
つまり秦野伊勢原地区に来る生徒さんより出ていく生徒さんのほうが多い。
この地区の学校の倍率が最終的に低くなるのも当然といえます。

ちなみに他地区からの流入が多いのは、
1位 旧厚木海老名学区 +918人 対人口比135.6%
2位 旧横浜東部学区  +735人 対人口比123.5%
3位 旧鎌倉藤沢学区  +729人 対人口比122.3%

厚木地区が多いのは意外な結果。
確かに厚木高校、海老名高校など、人気が高い高校が多いです。
また小田急を使って秦野方面、相模原方面から、あるいは相鉄で大和・横浜方面と3方向から来られる利便性もあります。

流出が多いのは
1位 旧横浜西部学区 -714人 対人口比77.6%
2位 旧平塚学区   -412人 対人口比78.1%
3位 旧川崎南部学区 -703人 対人口比81.0%

まとめ
その年その年のトレンドもあるでしょうから、毎年調べてみるとまた結果は違うかもしれません。
しかし、多くは交通の便や住宅の増加など社会的な要因が多いでしょう。

何かの参考になれば幸いです。

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